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十回オナニー 第一話&第二話

7 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 03:07:21.62 ID:xV3nFQvy0

夢――、だ。

なぜなら僕は何も無い空間に、それこそヘリウムガスが詰まった風船のようにぷかぷかと浮いているのだから。

「ここは、どこだお……?」

(*゚ー゚)「どこでも、ないところよ」

「あなたは……誰だお……」

(*゚ー゚)「そんな事、どうだっていいわ」

声が綺麗な人だ、その姿は霞んでいて見えないが、そこにいる事だけはわかる。

(*゚ー゚)「これからあなたは、性欲に悶えるわ」

「……はい?」

この発言は想定の範囲外だ。

(*゚ー゚)「これからあなたを十回殺すので、一回生き延びて。 それがあなたの勝利条件」

勝利条件って、僕は誰と戦うんだ。
その言葉を最後に彼女の声は聞こえなくなり、僕は漂い続ける空間へと戻った。
あぁ、心地いい。目が覚めたらきっとパンツの中は白い洪水だ。

それが、地獄か極楽の一日の始まりだった。


( ^ω^)は十回オナニーするようです。


8 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 03:10:06.96 ID:3JbvRll6O
らにやに


9 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 03:11:48.22 ID:xV3nFQvy0

( ^ω^)「やっぱ夢だったお」

目が覚めると、そこは普段から変わらぬ自分の部屋だった。
ヲタグッズ、ポスター、フィギュア、抱き枕に腐女子御用達のBLノベルまである。

( ^ω^)「今日も健やかな目覚めだお、月曜じゃなければもっと良かったお」

とはいえ、別に内藤ホライゾン、仲間内からはブーンと呼ばれる彼はひきこもりではない。
むしろ気の合う仲間達と会う事の出来る学校が楽しみですらあった、勉強しに行っているわけではないのが悲しいところだが。
手早く荷物をまとめ(学校で読むラノベと漫画)、制服に着替え

……ようとしたが、そこではたと止まって自分の股間を見た。

( ^ω^)「……やっぱり、やってしまってたお」

白い洪水は現実のものとしてブーンの目の前に現れた。
すぐさまタンスの引出しから新しい下着を取り出すと、
海産物のかほりがする下着を脱ぎ捨て、袋で縛ってゴミ箱に捨てた。


10 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 03:12:26.02 ID:xHeDcUO4O
wktk


11 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 03:15:08.85 ID:ygMej8k2O
嗚呼ークソー
まさかとは思ったがやっぱりかー
まーいーや、とりあえずwktk


12 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 03:15:40.96 ID:z7hJEqHkO
また乗っ取りか


13 :鎖算能登リビア:2007/03/01(木) 03:15:59.57 ID:4ZnVQcCq0
おまいらすごすぎ。このスレに光あれ


14 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 03:18:28.38 ID:xHeDcUO4O
このまま十回死ぬが発表されないままだったらさ、

十回死ぬ事件としてVIPで語り継がれるよな


15 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 03:19:35.75 ID:xV3nFQvy0

(;^ω^)「……参ったお。夢精はアレに入るのかお?」

普段ならすぐにでも階下に降り、カーチャンや妹と一緒に朝ごはんタイムを迎えるのだが、今朝はこんな状況だ。
壁掛け時計にて時間の余裕を確認すると、PCの電源を入れる。
ディスプレイに映るデスクトップには、お気に入りの二次元美少女……
ではなく、シンプルな風景画像が
部屋の調度品やオタグッズからわかるように、十度……もとい重度のオタクであるブーンにとって、
このPCの状況は異質なものでもあった。

ブーンは何も言わず専用ブラウザを立ち上げると、掲示板サイト・ぬちゃんねるにアクセスする。
そのうちにマウスを動かす手が止まり、一つのレスを注意深く眺める。

( ^ω^)「ほうほう、テンプレによると大丈夫そうだお」

その視線の先には、「オナ禁リレー」というタイトルのスレッドがあった。


16 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 03:26:38.87 ID:xHeDcUO4O
駄目だ眠い…

作者頑張れノシ


17 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 03:31:30.29 ID:xAEzVFZIO
(*^ω^)フヒヒヒヒヒヒ


18 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 03:33:14.84 ID:xV3nFQvy0

( ^ω^)「よかったお。昨日からオナ禁開始したばかりなのに、もう死亡かと思ったお」

そのスレッドの主旨はこうである。
男性の自慰行為は、体内のホルモン分泌がアレだったり、亜鉛の消費がソレだったりで、身体的に良いものとは言えない。
ならば、自慰を敢えて我慢し、さらにそれを継続することで、健康の増強と、
快楽を抑制する忍耐力、達成感を得ようではないか、という事だ。

( ^ω^)「どうせだから書き込んでおくお。
       睾丸無恥@二日目……と。これでいいお」

睾丸ナントカというのは、そのスレにおけるブーンのコテハンである。
オナ禁……すなわち、オナニーを禁止している継続期間が長くなるにつれ、スレッド内での階級もあがっていく。
@の後ろに記入したのは、オナ禁の継続期間である。
ブーンは丁度、昨夜……日曜の晩にこのスレッドを発見。
その主旨と内容にいたく感銘を受け、一念発起し、毎日皆勤賞だった自慰行為の自粛を決意したのである。


19 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 03:38:39.31 ID:xV3nFQvy0

( ^ω^)「すぐに何もかもってのは無理だけど、デスクトップは変えたお」

昨日までブーンのPCの背景を彩っていた、猫耳メイド服で眼球が顔の面積の1/3もある美少女は、もういない。

( ^ω^)「すまんお、しょうせいせきタン。
       僕の決意が固まって、悟りが開けるまでは、ちと別のフォルダで眠っててくれお」

悟りが開ける、というのは、多少の性的イベントやエッチな画像、萌え萌えなファクターくらいでは微動だにせず、
ちょっとしたオカズ程度から受けるオナニーの魔力には屈しない、揺ぎ無い精神のことであり、
歴戦のオナ禁猛者の一つの到達点であった。

( ^ω^)「よし、僕はまだまだいけるお、オナ禁なんて簡単だお!」

スレッドを閉じ、続けてPCの電源を落とすと、彼は安堵とともに空腹感を覚え、
意気揚揚と階下へ降りていった。


20 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 03:40:38.20 ID:xV3nFQvy0

( ^ω^)「おはようだおー」

ξ゚⊿゚)ξ「五月蝿い黙れ耳が腐る」

晴れやかなブーンとは対象的に、物凄く不機嫌そうな顔をしているのは一つ下の妹、ツンである。
言葉遣いが酷いのはいつものことなので、ブーンは特に気にせず席につく。

J( 'ー`)し「おはよう、ご飯できてるからちゃっちゃと喰ってとっとと行ってきなさい」

( ^ω^)「目玉焼きの目玉が無いお」

J( 'ー`)し「ごめん、食べた」

( ^ω^)「おまwww」


21 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 03:42:15.74 ID:fMHnzxR60
wktk


22 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 03:55:51.62 ID:xV3nFQvy0

J( 'ー`)し「ああ、カーチャン今日はタッキーのコンサート行かなきゃいけないから夕食はピザでもとって食べてなさいな」

しかたなくブーンはバターの塗られた食パンと目玉の無い目玉焼きを口に運ぶ。

ξ゚⊿゚)ξ「これってただの焼きなのかしら……」

( ^ω^)「知らないお……」

数分後、なんだかんだで綺麗になった皿を流し台に運び、家を出るまで数分前、といった時間になった。

ξ゚⊿゚)ξ「あ、そうだアニキ」

( ^ω^)「お?」

ξ゚⊿゚)ξ「悪いんだけどさ、これ返しておいてくれない?」

そう言ってツンが取り出したのは一冊の本だった。


23 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 03:56:02.72 ID:xAEzVFZIO
バッチコーイ


24 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 03:56:56.72 ID:xV3nFQvy0

( ^ω^)「そう、そのまま飲み込んで……僕のエクスカr」

何気なく、帯に表記された文字を読んだその時である。
思考は電気信号の渦となって脳内を駆け巡り、その流れは血液に乗って全身を走り抜ける。

そして、その到達点は。

(;^ω^)「ぬ……おおおおおお!!!!」


25 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 03:57:39.44 ID:xV3nFQvy0

ブーンの脳裏には、ワイシャツを前だけはだけた髪の短い美少年が、
線の細くてはかなげな、髪の長い女の子のような美少年のズボンのベルトに手をかけるビジョンが、鮮明に映し出された。
単発……もとい短髪の美少年は、なまめかしい上目遣いで相手の欲情を弄び、
吐息とともに、じらすようにゆっくりと怒張するエクスカリバーを解放してゆく。

「ふふ、どうしてほしいんだ?」

「そ、そんなこと、そうして欲しいに決まってるじゃないか……」

( ゚ω゚)「お、おお、おおおお……!?」



それはわずか一瞬の出来事であった。


26 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 03:58:43.66 ID:xV3nFQvy0

ξ#゚⊿゚)ξ「ぶるああああああ!!!!」

かいしんのいちげき!

( ゚ω゚)「アッ─────!!!!」

ξ゚⊿゚)ξ「口に出すな」

( 。ω。)「おま……ここは……僕のレヴァンティンが折れ……」

ブーンの股間に、妹の強烈な一発が入る。
しかし、それなりの戦闘態勢が整っていたブーンのエンハンスソードは、それだけでは収まらなかった。
痛みとともに、熱い何かがせりあがってくる。

(;^ω^)「ぬあ、ああ─────」

ブーンは股間を押さえると、二階の自分の部屋に向かってダッシュした。
しかし、階段の途中でめくるめく快感が全身を突き抜け、それは外の世界へと放出されていった。


27 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 04:00:11.11 ID:xV3nFQvy0

( ;ω;)「お、およ、およよよよよよ……」

朝からイカくさ先生を出したばかりだというのに。
その数十分後の今まさに、パンツの中は海産物のかほりただよう粘ついた液体で満たされている。

「ちょっと兄貴ー! 強すぎたー? ごめんねえ」

階下から、妹の呼ぶ声がこだました。
しかし。

その声は、もう届かない(今の状態では)。



:一回目の死亡・BL小説の表紙。 
:実行犯・ツン
:死亡時刻・八時七分。
:( ^ω^)は十回オナニーするようです――続く。


28 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 04:01:51.35 ID:xV3nFQvy0
ここまで書いててナンだが


───続くのか?


29 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 04:03:00.79 ID:3JbvRll6O
正直本家よりwktk


30 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 04:03:32.90 ID:xAEzVFZIO
つづこうよ


31 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 04:04:34.01 ID:UmFZDu820
>>28
好き好きでいいんじゃないか?


32 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 04:07:16.42 ID:xV3nFQvy0
正直めんどくさいけどやってみようか。
悪乗りも中途半端はいかん。 毒を喰らわば皿まで。



■( ^ω^)は十回オナニーするようです。
■二回目の朝・開始


33 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 04:08:40.83 ID:xV3nFQvy0

………………。

川 ゚ -゚)「君は、不注意すぎるな」

( ^ω^)「お?」

ある日、何時も通りブーンがクーと言う名の女生徒、引きこもりの問題児にプリントを届けに言った時、言われた台詞だった。

川 ゚ -゚)「誰かを信じると言う事に疑いを持たない、誰かを疑うと言う事を信じられない、そんな人間だ」

それは駄目な事なのだろうか。
僕が聞くと、彼女は笑ってこう言った。

川 ゚ -゚)「何を言ってる、それはとても」

幸せな事だ、と彼女は言った。

………………。



34 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 04:13:19.40 ID:xAEzVFZIO
( ^ω^)b ナイスガッツ


35 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 04:17:18.71 ID:xV3nFQvy0

(;^ω^)「さっき出したばかりなのに……一体どういうことなんだお……」

パンツを替え、ちょっとイカ汁の染み出した制服のズボンを全力でファブリーズしていると、
もはや急がないと遅刻するのも仕方のない時間になった。

カバンをひっつかみ、ブーンは玄関へと走った。

ξ゚⊿゚)ξ「ちょっと! 片付けぐらいしていきなさいよ!」

声が聞こえたが無視をする。
パンツの片付けならとうに終わったお! などという心の声はさすがに胸に留め置いた。
気を配る余裕など無い、ひたすらに直進する。

( ^ω^)「なんだおこれ……、スタンド攻撃でも受けてるのかお……」

だが、精力を絶倫にするようなスタンドなんてものは存在しない。


36 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 04:22:50.90 ID:xV3nFQvy0
とりあえず歩きながら考える。
ツンから本を受け取らないのは正解だ、とは思う。
正直、BLとはいえエロスな描写のある本の表紙は、非常に危険性が漂う。
あの本を見ること事自体が危険だ。 ブーンはそう判断した。

そしてもう一つ。
あの言葉を思い出す。

(*゚ー゚)「十回殺すから――」

十回、認めたくは無いが、一回死んでいるので、残り九回。
朝の夢精はカウントに入れていないが、おそらくそうだろう。
今、自分は九回死んでしまう危険性があると言う事か。

( ^ω^)「なんてこったお……バイアグラもびっくりのレヴァンティンだお」

('A`)「よう」

( ^ω^)「――あ」

気がついたらいつもの、ドクオと待ち合わせる交差点にきていたらしい。


37 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 04:24:26.81 ID:3JbvRll6O
支援


38 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 04:29:38.38 ID:xV3nFQvy0

('A`)「どうしたよ、何か滅茶苦茶暗い顔してるじゃねーか」

( ^ω^)「な、なんでもないお」

こんな荒唐無稽な話、信じてもらえる訳がない。

('A`)「……まあいいけどよ。 それより聞けよ、今日すげぇ夢みてさ」

( ^ω^)「……夢? まさかお前も十回殺されている最中なのかお?」

('A`)「何言ってんだ? 俺の夢はこうだ」

ドクオは急に下卑びた声で顔を歪めると、
ちょっとお兄さーん、いい娘紹介しますよーとでも言いそうな表情で、笑いをかみ殺しながら言った。

(*'A`)「十人の美女がな、俺のそそり立つグングニルを舌で……、フヒヒ」


39 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 04:33:27.72 ID:xV3nFQvy0

(;^ω^)「! ちょ、そういう話はやめて……」

そう叫んだ時には遅かった。
一方通行のシンパシーは電撃となってブーンの体を拘束し、あらん限りの力でその精神を締め上げる。

(;^ω^)「あああ!」

今、ブーンの前には十人の美女がいる……美女?
その美女が、僕のどうのつるぎを、別の生き物のように艶かしく動き回るその舌で……

……美女。 美女?


40 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 04:35:37.75 ID:xAEzVFZIO
(´_ゝ`)b


41 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 04:38:12.35 ID:xV3nFQvy0

( ^ω^)「さ……」

(;^ω^)「……さすがの僕でもそれには引くわ」

股間の主張をさりげなく鞄で隠しつつ、ブーンはたどたどしくそう告げた。

( ^ω^)「美女というと連想されるのは、なんかカジノのディーラーみたいなお姉さんだお……」

ブーンのストライクゾーンが幸いした。
彼はムチムチボディで艶かしい、絵に描いたような劇画系の美女はあまり好きではないのである。
彼が嗜好するのは、主にロリ系及び可愛い系の美少女だった。
姉というファクターが混ざるとその限りではないが。

(;^ω^)「うう、じゃあなんで僕は朝から、ボーイズラブなんかに……」

('A`)「夢ってのは深層心理が沸いて出てくるもんだからな、つまりお前も自分自身で自覚してるってこった」

知りたくなかった新たな自分の一面を知ってしまったブーンには、ドクオのそんな言葉は耳に届いていなかった。


42 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 04:40:25.44 ID:xV3nFQvy0

('A`)「ぁー、何で学食のカレーってルーが東国原……じゃなくて、そのまんま入ってるんだろうな」

( ^ω^)「手抜きだお」

午前中の授業が終わり(当然の如く真面目に勉強している訳がない)、昼休みになっていた。
学食はそれなりににぎわっていて、人はそれなりに多かった。
ドクオの目の前にはカレーが、ブーンの目の前には

('A`)「つーかお前よく食うな……」

( ^ω^)「色々あって朝食抜きだから腹減ったんだお」

('A`)「だからって三杯目だろそれ……、しかもすうどん」

( ^ω^)「いや、ほんとすんません、金ないんです」

ずるずると具の無いうどん。それををすするブーン。
ドクオの食事速度も遅い方で、カレーは1/4程度に減っていたが、しかしその食事速度は以上だった。

( ^ω^)「ハムッ ハフハフ、ハフッ!!」

('A`)「その喰い方は止めろ」


43 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 04:41:26.21 ID:xV3nFQvy0
そうして食事を続ける二人の前に、『そいつ』は現れた。

(´・ω・`)「……やあ」

( ^ω^)「お?」

後ろからかけられた声に、ブーンは振り向いた。
小柄だが、ネクタイは蒼い。
自分たちより上級生である事を一目で悟ったブーンとドクオは敬語調になる。

( ^ω^)「どうかしましたかお?」

('A`)「うるさかったっすかね」

……あくまで調なので正しい敬語が使えるわけではないが。

(´・ω・`)「いや、席が埋まってるから相席させてもらいたいんだけど……いいかな」

( ^ω^)「お、かまいませんお」

周囲を見回してみると、満席と言うほどでも無いが、学食内にもある程度のグループわけがあり、そのラインの席は空席にしなければならないという暗黙のルールがあった。
それにしたって他学年の生徒が同じ席に着くのは珍しい事だが、特に断る理由もなかった。


44 :オヒルネ ◆NEU//MfM1. :2007/03/01(木) 04:43:16.13 ID:BXVYdFOW0
wktk


45 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 04:48:32.65 ID:xAEzVFZIO
(´・ω・)b


46 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 04:53:08.94 ID:xV3nFQvy0
ショボンと名乗ったその上級生は、サンドイッチと牛乳を取り出した。

牛乳のパックを開けて、ストローを突き刺す。
その一連の動作がやけに小奇麗なので、ブーンは思わず見ほれてしまった。
まるで王子様のようだ、恋する少女のその瞳でじっと彼の横顔を見つめ――――

(;^ω^)(ってそんな訳NEEEEEE!! こんなフラグはごめんだお!!)

この流れはありえない。

(´・ω・`)「……どうかしたかい?」

( ^ω^)ノシ「け、けけけ決してどうにもこうにもなんにもありませんお」

(´・ω・`)「そうか。それならいいけど……あっ」

ブーンがフラグを全力で否定しようとして振った手が、ショボンの手にぶつかった。


47 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 04:54:47.18 ID:xAEzVFZIO
(;^ω^)


48 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 04:59:18.92 ID:xV3nFQvy0

( ^ω^)「!!」

ショボンの手に持っていた牛乳のストローから、勢いよく牛乳が飛び出した。

('A`)「ティラリー! 鼻から牛乳!!!」

(;^ω^)「古いし、鼻から出してないお」

(´・ω・`)「うわあ……」

(;^ω^)「ご、ごめんなさいですお! 決してわざとじゃ……」

急いでハンカチを取り出し、こぼれた牛乳をぬぐおうとした瞬間のこと。

(´・ω・`)「?」

( ゚ω゚)「はおうッ!!!」


49 :オヒルネ ◆NEU//MfM1. :2007/03/01(木) 05:02:13.65 ID:BXVYdFOW0
ショボンモエスww


50 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 05:02:24.68 ID:TvAu4lBM0
頑張りすぎだろ…


51 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 05:03:03.01 ID:xAEzVFZIO
はおうwww


52 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 05:04:14.70 ID:xV3nFQvy0
女顔で白く透き通った肌をしたショボンの顔からは、白い液体が音もなく垂れている。
見つめられている事を知ったショボンは、困ったようなはにかんだような表情でうつむくと、ブーンの瞳を見つめ返した。

(´・ω・`)「僕は大丈夫だよ。
       君こそかかっちゃったね、ボクの牛乳……」

(;^ω^)「お、おっぺけれーしょん!!!!」

綺麗な顔から、艶やかな髪からミルクをしたたらせるショボンの視線がブーンを捉えたとき、
彼の全身には怒涛の如き荒波が押し寄せていた。

(;'A`)「おいおい、どうしたブーン?」


53 :オヒルネ ◆NEU//MfM1. :2007/03/01(木) 05:05:58.34 ID:BXVYdFOW0
ショボンモエスwwwwwwwwwww
おっぺけれーしょんワラタwwww


54 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 05:07:44.64 ID:qVR2h+H60
かたよくのケフカ


55 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 05:08:07.65 ID:xAEzVFZIO
( ゚∀゚)b


56 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 05:08:36.30 ID:xV3nFQvy0

(´・ω・`)「待ってね、今拭くから」

そう言うとショボンは、花柄のハンカチを取り出すと、ブーンの怒張する股間にあたがった。

(´・ω・`)「ごめんね、染みになっちゃうかも……」

ショボンが上目遣いでブーンの顔を覗き込む。
ブーンの目が大きく見開いた。しかしそれに反比例して、視界は狭まり、歪み、点滅する。

( ^ω^)「あああああああああああああひゅううううううう」

熱き胎動はブーンの体を蝕み、駆け上がり、ほとばしり、全てを熱で満たし、さらなる行き場を求めて溢れ出す。


57 :愛のVIP戦士:2007/03/01(木) 05:09:24.51 ID:xV3nFQvy0

「にいちゃん、イサキは捕れたの、イサキは……?」

( ^ω^)「大漁ですたーい!!!」

ブーンは弾けとぶように椅子から離れると、学食の中心でビクンと痙攣し、
自らのミルクでもう一度股間を濡らしたのだった。



:二回目の死亡・牛乳。 
:実行犯・ショボン
:死亡時刻・十二時二十三分。
:( ^ω^)は十回オナニーするようです――続く。





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