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【自作品】 四つ葉隊(+α)のようです (前) ~※

 
 ※このさくひんは こちらのいらすとをもとに かかせていただいた ひとりらのべまつりです
 
 



 ※~ ※~ ※~



 
(,,゚Д゚) 「おーい、ボールそっちいったぞー!」

( ^Д^) 「うはwww任せとけwwwwwうぇwwwww」


lw´- _-ノv 「……」ムシャムシャ

lw´- _-ノv (お、美味しいんだな。 幸せのひとときなんだな)


 お昼休み、グラウンドに面した中庭の、芝生の上。
 私素直シュールは、樹にもたれて、一人さみしくランチをとっている。


lw´- _-ノv 「……うむ、さすがはおかーさんの作ってくれたおにぎりだ。 至高の一品だ」

lw´- _-ノv 「……おにぎりとは」

lw´- _-ノv 「炊いた米に味をつけたり、具を入れたりし、
       三角形・俵形・球状などに握ってまとめた食べ物である。
       他におむすび(御結び)や握り飯、単に”むすび”、”握り”と呼ばれることもある。
       作り置きが可能であり携行性に優れることから、
       日本では古くから今に至るまで弁当の主食として重宝されていた食べ物である まる」

lw´- _-ノv 「……」




 
( ^Д^) 「ぶはwwwやっちまったwww」 ボム

(,,゚Д゚) 「おいおい頼むぜー、そんな距離のシュート外すなよー」 ワイワイガヤガヤ


lw´- _-ノv 「……」

lw´- _-ノv 「たらこ、おいしい」 パクッ


 サッカーしてる連中を眺めつつ、水筒の蓋をひねる。

 入学してから早一ヶ月とちょっと。
 ごーるでんうぃーくが過ぎた頃には、
 クラスで仲良しのぐるーぷというものが出来上がっているものだ。


lw´-皿-ノv 「海苔が、歯に……」

lw´-∩-ノv ゴシゴシ

lw´- _-ノv -3


 私素直シュールは、そんな通過儀礼を前にして、
 ほんのちょっとだけ、時代に乗り遅れてしまったらしい。




 
lw´- _-ノv 「ううむ」 コポコポコポ

lw´- _-ノv 「おいしいおにぎりには、やはりおいしいお茶に……」

lw´- _-ノv 「!」


 lw´- _-ノv   ワイワイ ミセ*゚ー゚)リ (゚、゚トソン ))) キャアキャア


゚)リ (゚、゚トソン ))) キャアキャア   v(_ -リwwハ


))                  v(_ -リwwハ


lw´- _-ノv -3

lw´- _-ノv ・・・。

lw´- _-ノvb 「おいしいお茶に、限る」



              ~※  四つ葉隊(+α)のようです  ※~




 
lw´- _-ノvっ∪「おにぎりの、作り方のポイント……」 ムシャムシャ

lw´- ◎-ノv ゴクッ

lw´- _-ノv -з

lw´- _-ノv 「それは、炊き立ての熱いご飯を握る事である。
       時間が経ったご飯は、細菌(特に毒素排出型細菌の場合)の数が増えており
       再加熱したからといって長時間の携行するには安心できない。
       空気に触れる部分を少なくするため、なるべく硬く握る。
       もしくはある程度硬く握った冷却済み(後述)のおにぎりに海苔を最初から全面に貼る。
       現在の市販おにぎりが携行食として不適切なのは、この部分も関係しており……」


 これは断じて独り言ではない。 れっきとした会話というやつだ。
 ただ、聞いてくれる相手が見当たらない、それだけの話なのだ。


( ΦωФ) なーお

lw´- _-ノv 「おっ」


 ほらね、独り言じゃなくなった。
 私はそこに通りがかった彼を、軽い舌打ちで呼びよせる。





 
lw´- _-ノv 「杉浦さんー。 こっちゃ来いこっちゃ来い」 チュッチュッチュッ


(ΦωФ ) ・・・。

(ΦωФ ) 「meow」


lw´- _-ノv 「相変わらずネイティブな鳴き声だなあ」


 そんなわけで、私が学校でまともに話せる相手はというと、
 学園の管理部の人が放し飼いにしている、でぶにゃんこの杉浦さんだけなのである。

 誰も、彼のことを呼び捨てにはしない。
 学園長すらも、杉浦さんには、必ず ” さん”をつける。
 これは、未来永劫覆されることのない、この学園の絶対法則なのである。
 ……たぶんね。


lw´- _-ノv∂゙ 「おいでおいでー。 おにぎりあげるぞい。 主に米部分」 チュッチュッチュッ

(ΦωФ ) ?

lw´- _-ノv 「しゃけが余っちょるから、一緒に食べ……あっ」





 
 ちょうどその時、また別の女子生徒たちが通りかかった。
 私は思わず声の調子を落としてしまう。


('、`*川 「あ、杉浦さんだ。 おーい」

≡( ΦωФ) !

(* ΦωФ) なーお

从’ー’从 「あはは、かわい~」 ナデナデ

lw´- _-ノv 「……」


 彼女たちが去って行ったのを見計らって、再度杉浦さんへのコンタクトを試みる。


lw´- _-ノv 「杉浦さーん」

(ΦωФ )

(ΦωФ ) 「meow」

lw´- _-ノv 「なんてネイティブな発音」

lw´- _-ノv 「私は杉浦さんにもよそよそしくされていたのか……」




 
 思わぬところで、彼の真実に気が付いてしまった。
 私は肩を落として、おにぎりの残りに口をつける。

 手についたごはんつぶを食べ終わると、ふうと一息ついて、校舎の大時計を見た。


lw´- _-ノv 「ごちそうさまでした まる」


 お昼休みはまだまだ長い。 私はこれからどうするべきなんだろう。
 学園内の探検はし尽くしたし、一日に七回も図書室に行くのはなんだか気が引ける。
 教室に戻っても、たぬき寝入りで周りの会話に耳を立てるくらいしか、やることがない。


lw´◎ _◎ノv

lw´㊥ _㊥ノv

lw´≡ω≡ノv

lw´゚□゚ノv !!

lw´- _-ノv


lw´- _-ノv 「うわあ……一人にらめっこ、想像以上におもんねー……」




 
lw´- _-ノv 「しょうがない……最終奥義、一人かくれんぼを実行するときがきたか」

<イテテテテ  lw´- _-ノv

lw´- _-ノv ン?


 そのとき。
 フェンス脇の草陰あたりから、小さな声が聞こえた、気がした。


lw´- _-ノv (なんだろう……?)


 相手に悟られないよう、ほふく前進でこっそりと近づいてみることに……。


lw´- _-ノv ズリ

lw´- _-ノv

lw´- _-ノv (制服が汚れちゃうじゃないか……)


 しょうがないので、普通に立って近づき、フェンスの下を覗き込んだ。


lw´- _-ノv !



10
 
  ∧__∧
 (* ΦωФ)つ ホクホク
        ∧ ∧
      ((ヾ(; ´_ゝ`)ノシ )) <イテテッ! ちょ、耳引っ張るなおまっ! 降ろせって!


('A`;) 「落ち着け兄者、ヒーヒッフーのリズムで乗り切るんだ!」

(´<_` ;) 「どう考えてもそれは違うだろ……」

(((i||-_-))) アワワアワワアワ



lw´- _-ノv


 なんか知らないが、そこにはちっこい生き物がたくさんいた。


 ~ ~ ~


11
   _, 、_
( ΦωФ) 「……meow?」

lw´- _-ノv 「どうどう杉浦さん、それ食べ物じゃないから……たぶん……」


 杉浦さんの抗議の視線を一杯に浴びながら、引っぺがした生き物を地面にそっと降ろす。
 手を離すと、耳のついた小さな生き物は、すぐさま私の後ろに走って隠れた。


( ;_ゝ;) 「こ、怖かっおろろろろろろおおおん」

(;-_-) ヨシヨシヨシヨシ

(´<_` ) 「すまないニンゲン、恩に切る」

('∀`) 「フヒッ。 お、おねーちゃん、ありがとよ」

lw´- _-ノv 「にゃ、別にそれはいいんだが……」

lw´- _-ノv 「アンタら一体、何」

(´<_` ) 「いや、何って言われても」


 杉浦さんに捕まっていた奴の色違いバージョンが、しゃんと胸を張る。
 さっきの彼がレベルUPすると、こいつに進化しちゃうのだろうか。



12
 
( ´_ゝ`) 「何を隠そう、ワタシは妖精です」

(´<_` ) 「実は俺も妖精です」

('A`) 「じゃあ俺も」

( -_-)ノ 「……」

( ´_ゝ`) 「僕はお前らなんかとは違う。 と言っている」

Σ(;-_-)ノ !?

(´<_` ) 「……こいつの言うことは気にするな。
      当然、彼も我々の仲間で、妖精のうちの一人だ」

lw´- _-ノv 「……」

(* ´_ゝ`) 「おいおい、そんなに見つめちゃ照れるぜぃ」

(*'∀`) 「いくら俺たちが魅力的だからってよう、物には順序ってものが……」

lw´- _-ノv

lw´- _-ノv 「妖精にしては、なんか、ぶさ」

(´<_` ;) 「みなまで言うんじゃない!」

(; ´_ゝ`) 「全員自覚してるから!」



13
 
 予想外の返答に対し、私は首を捻った。


lw´- _-ノv 「もっとこう羽根とか、愛くるしい瞳とかローブとか……」

( ´_ゝ`) 「残念・・・!」

('A`) 「これが現実です・・・!」
 
(´<_` ) 「ま、そういう妖精も居るには居るんだがな」

lw´- _-ノv 「……はあ」


 うーん、なんだか拍子抜けである。 
 私は彼らの前にのんびり腰をおろした。
 それから、隙あらば彼らのほうへ飛び掛ろうとしている杉浦さんを、片手で押さえつけた。


('A`) 「ヒヒヒ、言ってくれるじゃねいかお嬢ちゃん……」

(*'∀`) 「エロい唇しやがって……Sか? Sなんか?」 ハァハァ

lw;- _-ノv 「……絶対違う、おまえらなんて妖精じゃないやい」

(´<_` ) 「気にするな、ドクオのセクハラはいつものことだ」

('∀`) 「妖しい精で妖精だぜ! ミステリアス・スペルマ!」 ウヒョヒョヒョヒョ




14
 
(´<_` ) 「彼はこういう発言を繰り返すせいで、妖精界を出禁(出入り禁止)になった」

lwi||i- _-ノv

('A`)y-゙ 「ふ……」 サッ

( ' y`) シュボ

( '∀`)y-~~~ 「時代が俺に追いつくには、もう十年くらいかかりそうだな」 ヒッヒッヒ

lw´- _-ノv 「……それは迷走だと思う」

( 'A`)y-~~~ 「ま、堕天使ならぬ堕妖精ってとこか……」

lw´- _-ノv 「なんで誇らしげ?」


 自然、私の視線は残りの三人(??)のほうに向く。


( ´_ゝ`) 「その目つき……次は我々の素性を知りたいようだな」

lw´- _-ノv 「ほえ? 妖精なんでしょ?」

( ´_ゝ`) 「いやまあそうなんだけどさ……」




15
 
(´<_` ) 「ニンゲンよ、聞いて驚くな。 我々は普通の妖精ではない」

lw´- _-ノv 「んなもん見ればわかるがな」

(; ´_ゝ`) 「く、そ、そんな事を言っちゃダメ」

(´<_` ) 「何を隠そう、我々は!」

( ´_ゝ`)b 「パソコンオタクの兄者!」

d(´<_` ) 「ギャンブル狂いの弟者!」

( ´_ゝ`) 「二人揃って……」

(* ´_ゝ`)bd(´<_` *) 「「 妖精界の異端児、流石兄弟だ!! 」」

lw´- _-ノv 「つまはじきって言わないか?」

( ´_ゝ`)つ(;-_-) 「んで、こいつが引き篭もりのヒッキーな」

lw´- _-ノv 「だめだこの人たち……」


 私はどうも、すごく残念な部類の方々に巡り会ってしまったようである。


lw´- _-ノv 「……ん?」

( -_-)



16
 
lw´- _-ノv

( -_-)

lw´- _-ノv

( -_-)


  lw´- _-ノv  ─wヘvvΣ V.S て√レ─wv─  (-_- )


(´<_` ;) 「なんだその対抗意識」

( ´_ゝ`) 「どことなく似てるもんな……」

(*'∀`) 「生き別れの姉弟、感動のご対面か?」

lw´- _-ノv 「それは絶対にない」


 いつの間にか、杉浦さんは私の横で、地面に寝そべって喉を鳴らしていた。

 そんな杉浦さんの頭をわしゃわしゃ撫でる。
 彼はそっぽを向いたまま、迷惑そうに尻尾を振った。



17
          _, 、_
lw´- _-ノvっ゙( ΦωФ) 「……まあ、ところで」

(´<_` ) 「うん?」

lw´- _-ノv 「アナタ達が妖精ってことはわかったけど、ここで何してたのん?」

( ´_ゝ`) 「いやいや、何って言われても」

(´<_` ) 「我々はここに……」

('A`) 「てゆーかよお。
    おねーちゃんこそ、ここで何してたんだ?」

Σlw´- _-ノv エッ

( ´_ゝ`) 「それも 一 人 で」

←lwi||- _-ノv─  グサリ


 まさか、質問を質問で返されるとは思わなかった。
 しかも微妙にイタいところを突いてくる。
 この妖精もどき、なかなか侮れないじゃないか。


(*'∀`) 「なんだなんだ?
     こんな草むらで、人に言えない秘め事か? んー?」 ハァハァハァ

(´<_` ;) 「お前はちょっと黙ってなさい」



18
 
('∀`) 「その制服……ウヒヒヒヒ!」

lw;- _-ノv )) 「?」 アトズサリ

(; ´_ゝ`) 「んーとに、誤解を与える物言いだな……。
       恩人よ、見たところお主、この学園の生徒だろう?」

lw´- _-ノv゙ コクコク

(*'∀`) 「おねーちゃんくらいの年頃の女の子ならよぅ、
     お昼休みは、フヒ、友達とウヒヒヒヒ!!」

(´<_` ;) 「ドクオが言うと、妙な意味にしか聞こえん……」

lw;- _-ノv 「……」

( ´_ゝ`) 「まあともかく、恩人はお昼休みに、一人で何をしてたんだ?」

lw;- _-ノv 「え、えっと……」


 私、素直シュールはちょっとしたピンチを迎えている。
 これは先週、カップ焼きそばにお湯を入れたら、
 青のりの袋が浮いてきたとき以来の修羅場である。




19
 
lw´- _-ノv 「……よ」

lw´- _-ノv 「妖精(ようせい)とは」

( ´_ゝ`) 「うん?」

lw´- _-ノv コホン

lw´- _-ノv 「妖精とは……
       主に、ヨーロッパの民間伝承における
       超自然現象や不思議現象などに登場する非日常的存在のことで、
       一般に人の姿をしている」

(;'A`) 「お、おい」

( ´_ゝ`) 「なんだなんだなんだ」

(;-_-) ・・・?

lw´- _-ノv 「また、日本における妖怪に当たり、
       英語 fairy の訳語として最も一般的であり……」

(´<_` ;) 「妖怪ってアンタ……」

(;'A`) 「てゆーか、人の姿じゃねえじゃん」



20

(; ´_ゝ`) 「よ、妖怪? 妖怪なの、俺たち?」

(i||i-_-)

(*'∀`) 「ひでえ言い草だなあ、こりゃ絶対Sだ、言葉責めってやつだぁな」 ヒッヒッヒ

(; ´_ゝ`) 「にしても、妖怪ってのはなあ……」

(´<_` ;) 「ぬらりひょんにダイダラボッチ……」

Σlw´- _-ノv 「ぼ、ぼっ?」

lw;- _-ノv 「ぼっちって言うな!」

(´<_` ) 「そこに反応か……」

lw´- _-ノv

lwi||i- _-ノv 「……」


 なんという不覚。
 どうやら私は、語るに落ちる、という奴をやってしまったらしい。



21
 
( '∀`) 「フヒッヒッヒ!
     一人ぼっちの寂しさ、ナニで癒そうとしてたんだ? んー?」

(´<_` ) 「もういいからお前黙れ」

lw;- _-ノv 「だ、だからぼっちじゃないやい!」

(´<_` ;) 「あ、え、うん」

lw´- _-ノv 「ちょっと……友達が少ないだけだもん」

( ´_ゝ`) 「具体的には? 何人ほど?」

lw´- _-ノv 「……ひとけた」

(´<_` ) 「というか、0人なんだろ?」

lw´- _-ノv 「…………四捨五入すると」

( ´_ゝ`) 「で、実際は何人?」

(´<_` ) 「少ないというより、友達いないんだな?」

lwi||i- _-ノv 「………………うー……」




22
 
( -_-) 

( -,_-) ニヤリ

lw;- _-ノv 「いま! 勝ち誇ったような顔された! 引き篭もりに!」

(((-_- ) )) フルフル

( ´_ゝ`) 「気のせい気のせい」

(´<_` ) 「花の精……っと」

(*'∀`) 「フヒヒ! そりゃきっと栗の花だなwww」 ウヒョヒョヒョヒョ

i|||i lw´i||i _ ノv i|||i ズゥゥゥゥン


 まがりなりにも四人組の妖精もどき達と、たった一人でご飯食べてた私。
 何故か、すごーく負けた気分になった。


( ÷ω÷) zZZ


 そんな私の横では、杉浦さんが満足そうな寝息をたてていた。



23
 
 すると、そんな彼を起こさないよう、兄者が恐る恐るこちらに近づくと、
 私のひざを、ぽんぽんと叩いて言った。


( ´_ゝ`) 「……なあ恩人、もしよかったらでいいんだが」

lw´- _-ノv 「……?」

( ´_ゝ`) 「聞かせてくんな。 アンタのめくるめく……ぼっちストーリーを」

(´<_` ) 「全米が号泣するような……スペクタクルぼっちロマンを」

lw;- _-ノv 「だからぼっちって言うな!」

('∀`) 「ま、そんなこたぁいいじゃねえか」 ウヒョヒョヒョヒョ

( ´_ゝ`) 「見たところ、恩人は一人であることを気にしてるみたいだし」

(´<_` ) 「孤独を愛するが故、単独行動してるってワケでもなさそうだ」

lw´- _-ノv 「うう……」




24
 
( ´_ゝ`) 「ときに、恩人がこうなっちゃったのには、何かきっかけがあるんだろう?」

(´<_` ) 「ここで吐き出しちゃいな」

( ´_ゝ`) 「そうそう。 吐いて楽になっちまえよ」

lw´- _-ノv 「山さん……」

('∀`) 「アレ擦り合うもナニかの縁ってな!」 ヒッヒッヒ

lw´- _-ノv 「……」


 話してどうなるものでもないと思うけど、なんだか聞いて欲しい気分でもある。


lw´- _-ノv 「……」

lw´- _-ノv 「実は……」


 観念した私は、ゆっくりとその事を話しはじめた。


 ~ ~ ~


25
 
 それは忘れもしない入学式当日。 クラスが割り振られたあとのこと。
 教壇に立って、一人一人自己紹介をする段での出来事だった。

  _
( ゚∀゚) 「というワケで、好きなものは乳製品、乳脂肪にあとプリンに……」

<ナンダソレー

<イイゾジョルジュー

( ´∀`)「あーわかったもういいモナ。 お前は席につけモナ」
   _
Σ( ゚∀゚) 「ええ!? まだマシュマロについてのエピソードが終わってないすよ!?」

<ナゲーヨバカ

<ハハハハハ

lw´*- _-ノv 「……」 ドキドキドキドキドキ


 順番待ちの間、私の心臓は休む間もなく早鐘を打っていた。
 私みたいにシャイな人間にとって、
 ここでの発表は、学園生活最初の難関であるといっても過言ではない。

 ファースト・ステップでコケてはならない。
 妙なイメージをクラスメートに植え付けるわけにはいかないのである。



26
 
( ´∀`)「では次、素直」

lw´- _-ノv 「はい」 ガタン

lw´- _-ノv 「……」 ドキドキ

lw´- _-ノv 「素直シュールです。 よろしくおねがいします」


 シンプルイズベスト。
 思えば、ここですっぱり終わっておけばよかったのだろう。
 なのにそこで、私の悪い癖が出てしまったのだ。

 
lw´- _-ノv 「ちなみに、シュールとはシュルレアリスム」

( ´∀`)「?」

lw´- _-ノv 「シュルレアリスム(フランス語: Surrealisme, スュレアリスム)は芸術の形態、
       主張の一つで超現実主義ともいう。 超現実とは「現実を超越した非現実」という
       意味に誤解されがちであるが、実際は「過剰なまでに現実」というような意味である」

(; ´∀`)「……?」



27
 
lw´- _-ノv 「超現実とは現実(約束事などに捕らわれた日常世界)に隣接した世界、または
       その中に内包された世界で、現実から離れてしまった世界ではなく、夜の夢や……」

(; ´∀`)「お? おおお?」


 ざわ・・・ ざわ・・・


lw´- _-ノv 「見慣れた都市風景、むき出しの物事などの中から不意に感じられる「強度の強い現実」
       「上位の現実」である。彼等シュルレアリストが、コラージュや自動筆記といった
       偶然性の強い手法で作る作品などは一見非現実的だが、彼らは、主観や意識や理性が
       介在できない状態で偶然できたものや、そもそも意識の介在から解き放たれた
       夢の中からこそわれわれの普段気付かない現実、「超現実」が出現することを……」

(; ´∀`) 「止めて! 誰か彼女を止めてあげて!」


っ<w;- _-ノv ))) ズリズリ


 ~ ~ ~

28
 
 ──それからの私は……。


lw;- _-ノv オドオド

lw;- _-ノv ウロウロ

 (*゚∀゚) ヒソヒソ ζ(゚ー゚*ζ クスクス 


 ──たびたび、また例の悪い癖が出て……。


lw´- _-ノv 「○○とは××であり、□▽が%$’(=‘‘P+%+`${%#{」
   _
 (; ゚∀゚) (´・ω・`;) (>< ;)

 (; ´∀`)・・・。



29
 
 ──いじめられこそ、しないものの……。


 ワイワイ 从 ゚∀从 ξ*゚⊿゚)ξ (゚ー゚*) ガヤガヤ

 lw´- _-ノv


 アハハ (=^ω^)ノシ ( <●><●>*) *(‘‘ )* キャーキャー

 lw´- _-ノv ポツン


 クラスでのポジションは、決まってしまったようなものであり……。


( ´∀`)「はーい、じゃあ二人組つくってー」


 ( ∵)人(^o^ )/  ( ・∀・)人(゚д゚ )  ( *‘ω‘ )人川д 川


 i||i lwi||i- _-ノv  i||i ズゥゥゥゥン


~ ~ ~


30
 
lw´- _-ノv 「……ってなわけで」

lw´- _-ノv 「今じゃすっかり、変人扱いさね」

(´<_` ) 「……」

( ´_ゝ`) 「……」

lw´- _-ノv 「なんとなくタイミングを失ったせいで、
       ずっと友達ができないまま、こんな時期になっちゃったワケだ」

lw´- _-ノv 「……のほほほほ」


゚ ゚ ゚(-A- ) スヤスヤ

(´<_` ;) 「寝んな!」

Σ('A`)

('A`) 「御都合主義だな、団子でパワーアップなんて」

lw´- _-ノv 「んな話してない」

( ´_ゝ`) 「結局桃の正体は何だったの?」

(´<_` ;) 「それ本編でも明かされないから」

lwi||i- _-ノv



31
 
 得体の知れない生物に悩みを打ち明けたことを、早くも後悔しはじめた私。


lw´- _-ノv 「……そんなワケで、ここで……ごはん、食べてた」

( ´_ゝ`) 「一人 ぼ っ ちでだな」

lw´- _-ノv 「……そこ強調するな」

('A`)b 「まー気にすんな、便所飯に比べりゃ全然余裕だ」

(´<_` ) 「そういう問題じゃないだろ……」

( -,_-) ニヤリ

Σlw´- _-ノv

( -,_-) クックック

lw;- _-ノv 「笑った! あいつ私を嘲笑った!」

( ´_ゝ`) 「気のせい気のせい」

('∀`) 「被害妄想って奴だよ、ねえちゃん」 ウヒヒヒヒ

( -,_-) ニヤニヤ

lwi||i- _-ノv 「……うー」



32
 
 ひとつ大きな溜め息をつくと、それに反応して、杉浦さんの耳がぴこぴこと揺れる。
 食事の終わったぽい生徒たちの姿が、中庭やグラウンドに、ちらほらと現れだした。


(´<_` ) 「騒がしくなってきたな」

('∀`) 「昼休みだからな! サカリのついた奴らがわんさか出てきやがる!」

lw´- _-ノv 「はあ……」


 今の私の姿は、フェンスの草陰でぶつぶつ一人ごとを言う、
 ちょっと危ない奴にしか見えないだろうと思った。

 まあ、これ以上失うものなんてないし、別にいいけどね。


lw´- _-ノv 「……私は、人とちょっと違うから」

Σ( ´_ゝ`) 「ここで邪気眼覚醒!?」

(´<_` ;) 「黙ってろっての」



33
 
lw´- _-ノv 「たぶん、これからもずっと、クラスに溶け込めないと思う……」

('A`) 「……」

( ´_ゝ`) 「……」

(´<_` ) 「……」

( -_-) 「……」

lw;- _-ノv 「う、な、なんだよう……」


 なんだか非常に湿っぽい空気がその場を支配した。
 それからしばし、沈黙の時が流れ続ける。


(´<_` ) 「……兄者」

( ´_ゝ`)゙ コクリ

ヾ('A`)

( -_-)ノシ

lw´- _-ノv 「……?」






 ※


 lw´- _-ノv <明日へ続くよ

 
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