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( ^ω^)ブーンは変人博士のようです

 
 ( ^ω^)ブーンは変人博士のようです  ジャンル: SF
 
 


 
120 :閉鎖まであと 9日と 19時間:2007/01/14(日) 01:46:48.01 ID:a0LpFhfq0
その部屋は、脂ぎって壊れた機械と、頼りない照明の他には、中央に巨大な機械と小さな工具箱しかなかった。
薄暗い部屋でうなる一人の男。頭は禿げ上がり、よれよれで染みだらけの白衣を着けている。
男はじっと、巨大な機械から伸びるノートパソコンのモニターを見つめていた。

小さい頃からの夢、博士。
赤ん坊の世話から、老人介護まで何でもこなす、万能ロボット。
それを作る博士になるのが夢だった。

そして、その夢はいま、実現しようとしていた。

( ^ω^)「ごほっ、ごほっ、あと少し、あと少しで完成するんだお」

乾いた咳をしながら、キーボードを叩き、モニターを覗く。
単純な作業をしているはずなのに、男の脳みそは高速回転をしている。

パソコンから、電子音が鳴った。

モニターに映し出されたエラー。
男は、長い長いため息をついた。


121 :閉鎖まであと 9日と 19時間:2007/01/14(日) 01:51:54.48 ID:a0LpFhfq0
それは、本当に偶然だったのだろうか。

小学生の頃は、野球選手になるのが夢だった。
まだ幼稚園に通っている頃から、祖母とキャッチボールをしていたブーンは、

( ^ω^)「僕は絶対プロ野球選手になって、東京ドームでプレイするんだお」

と子供ながらに大きな夢を抱いていた。
それがいつから博士という夢に変わったのだろうか。

いつも一緒に野球をしてくれていた祖母が入院した頃からか。
厳しいが、ブーンを優しく包み込んでくれた父、ブーンの夢を叶えるために、
貧乏ながらも少しずつ貯金をして、真新しいグローブを買ってくれた母。

優しい両親が、祖母が倒れたことをきっかけにして、人が変わったように無口になった。
ブーンを遠ざけ、満足に話もしなくなった。

ブーンは毎日祖母の見舞いに行き、日に日に弱っていく祖母を見て、臍を噛んでいた。


122 :閉鎖まであと 9日と 19時間:2007/01/14(日) 01:58:34.21 ID:a0LpFhfq0
その日も、ブーンが学校が終わると、すぐに病院へと向かった。
すでに常連となったブーンは、夜間専用の入り口をくぐり、エレベータで祖母の病室のある階まで上る。
今では自分の部屋よりも、病院が、そして祖母のいる病室が家のような気がしている。

( ^ω^)「ばーちゃん、来たおー」

ランドセルを揺らし、息を切らしながら、ブーンは病室へと踏み込んだ。
そして時が止まった。

目を閉じた祖父は、身動きひとつしなかった。
鳴り響く電子音、しかめっ面をしている白衣を着た男、涙を流す母、俯いたまま顔を上げない父。

子供心に何かが起こったんだと感じた。
何故か涙が溢れた。

「いいかいブーン。男は、自分の言ったことは必ずそのとおりにしなくちゃいけないんだよ。
ブーンはプロ野球選手になるんだろう? だったら、いつまでも泣いていちゃ駄目だ」

父にグローブを隠され、泣き喚きながら家捜しをしていたとき、いつの間にか背後に立っていた祖父がそう言った。

「困難はいつでもどんなときでもやってくるもんさ。だけど、へこたれて泣いているだけじゃどうしようもない。
戦うんだよ。親だろうとなんだろうと、ブーンの夢を邪魔するやつは、婆ちゃんが許さないからね」


123 :閉鎖まであと 9日と 18時間:2007/01/14(日) 02:01:36.51 ID:a0LpFhfq0
( ^ω^)「ばーちゃん……」

病室にいたものがぱっとブーンの方を向いた。
一瞬時が止まったかのように感じたが、母の泣き声が聞こえ、再び時が動き出した。
ブーンは母に抱かれながら、誓った。
父や母が目を濡らしているのは何故か、などは理解できなかったが、悲しい、
寂しいという感情は手に取るように分かる。

ブーンは、そっと心に誓った。

僕、野球選手になると。



( ^ω^)ブーンは変人博士のようです


124 :閉鎖まであと 9日と 18時間:2007/01/14(日) 02:06:44.74 ID:a0LpFhfq0
あれからどのくらいの月日が流れ去ったのだろう。
ブーンは地元の工業高校を卒業し、東京大学に入った。

奇跡だ、と囁かれ、ブーンは一躍地元で時の人となったが、中退して帰ってくると、誰も見向きもしなくなった。
そう、人間なんてこんなもんだと、ブーンは知っていた。

あれだけ泣いていた母が、次の日には普通に朝ごはんを作っていた。
あれだけ心を痛めていた父が、居間で葬式屋に電話をかけていた。

結局、人間なんて自分のことしか考えていないのだと悟った。
そして、ブーンもやはりそんな自分勝手な人間だった。

ブーンは東京大学を中退すると、部屋にこもって分厚い本を読み漁る生活に入る。
機械工学から遺伝子工学、物理、数学、国語まで、ありとあらゆる知識を頭に詰め込む生活。

大学入学とともに買ってもらったノートパソコンでネット上の知識を検索し、
同期のクラスメートに特別授業を受けながら、あっという間に時が経っていった。

ブーンは野球選手という夢を捨て、博士になることを選んだのだった。


125 :閉鎖まであと 9日と 18時間:2007/01/14(日) 02:10:25.74 ID:a0LpFhfq0
さらに年月は流れていった。
そしてようやく、ブーンの夢が叶おうとしている。

博士。何でもこなせる、執事のようなロボットの作成。
のはずだったのだが、いつしかブーンは趣味に走っていた。

感慨を受けたのは、東京にいたとき。そう、みんな大好き秋葉原である。
秋葉原は夢の国だった。
パソコンのパーツなどの話ではない。

メイド喫茶である。

「いらっしゃいませご主人様」

これだ、とブーンの中で何かが弾けた。

執事? なにそれ食えるの? と言わんばかりの悟りだ。

ブーンは二次元にはまり、勉強を投げ出してまでエロゲや同人誌を買いあさった。
東京大学を中退したのは、こんな理由があったんである。


126 :閉鎖まであと 9日と 18時間:2007/01/14(日) 02:17:23.33 ID:a0LpFhfq0
( ^ω^)「ごほっ、ごほっ、メ、メイド……」

中央の機械には人型のロボットが寝かされており、その人型の頭には大きな筒のようなものが被せられている。
執事型のロボットをメイドに改造したため、胸や柔らかそうな肌を作るのに時間をかけてしまったが、
ようやくそうしたパーツは完成し、残りの作業は、人格形成と人工頭脳をプログラミングするだけとなった。

プログラムは膨大だ。
なにせ、感度という設定まで組み込んだ。
太ももより胸、胸より乳首、そして女性の秘部と、感度も変えた。

秘部を形成するのは、童貞のブーンには不可能かと思えたが、そこは秋葉原、電子の世界である。
インターネットで少し検索するだけで、あっという間に無修正サイトが見つかる。
だが、無修正サイトに載っているような女性の秘部は、とても汚かった。
黒く変色した襞に、ぽっかりとだらしなく開いた穴。

それもじきに解決することは出来た。
ロリコンのサイトを閲覧すればよかったのだ。

おかげでブーンは少々ロリコンの気ができてしまったが、世間の目を考えて、
メイドロボットは大人の女性にしておいた。


127 :閉鎖まであと 9日と 18時間:2007/01/14(日) 02:23:16.11 ID:a0LpFhfq0
凛々しい女性。クールな性格、ぱっちりとした目、通った鼻筋、薄い唇、鋭角で無駄な肉のない締まった輪郭と、
甘ったれた幼女よりもメイドらしいメイドの顔が造形できた。
そして、プログラムも。

細かなバグを取るのに膨大な時間を費やしてしまったが、その分、いいものが作れたと満足している。

( ^ω^)「これで、完成してくれお!」

祈りをこめて、力いっぱいエンターキーを叩く。
HDが大きな音を立て、CDドライブが激しく回転する。
そしてパソコンと機械をつないでいるケーブルが、わずかに振動をはじめた。

ブーンの想いと人生の詰まったプログラムが、ノートパソコンから機械へと移動を始める。

そして。
大きな音を立てて、機械がプログラムを読み始めた。

ブーンはこみ上げてくる咳を堪えながら、じっと待った。

五分、十分、三十分、一時間、二時間、五時間、六時間……。

ブーンはその間、まんじりともせずに待ち続けた。

機械は静かに止まった。


128 :閉鎖まであと 9日と 18時間:2007/01/14(日) 02:28:22.02 ID:a0LpFhfq0
エラーは出ていない。プログラムは、ブーンが設計したとおりに機械へと送られ、そしてロボットへと移った。
だが、あたりは静まり返ったまま、なんの音もしない。

( ^ω^)「し、失敗かお?」

失敗。バグのせいではなく、プログラミングの失敗。
どこがおかしいのか、ブーンの書いたプログラムはなんの動作もしなかった。
本来なら、動いているはずだ。

父と母のような人間を、ブーンのような子供を増やさないための、ロボット。
老人介護から、赤ん坊の世話、護衛、家事、炊事に洗濯。

( ^ω^)「動いて……くれお」

力いっぱいキーボードを叩いた。
次の瞬間、ブーンの目の前が白く濁った。
脳みそがゆっくりと回転を遅めていくのが感じられる。
心なしか、心臓の動きも緩慢になっていくようだ。

ブーンは意識を失い、床に崩れ落ちた。


129 :閉鎖まであと 9日と 18時間:2007/01/14(日) 02:34:45.47 ID:a0LpFhfq0
小さな音が聞こえる。祖母とキャッチボールをしている音だ。
ブーンの投げる球はゆっくりと弧を描き、正確に祖母の構えたグローブに入る。
祖母の球は速い。まるで弾丸のようにブーンのグローブに突き刺さる。

小さな影が見える。祖母がこたつにあたりながら、相撲を見ている姿だ。
朝青龍がまた勝ったと、怒り狂っている。
日本人も情けないもんだ、とため息をつく祖母の顔や首を竦める仕草が見える。

「大丈夫ですか?」

大丈夫じゃないお。ばーちゃんが相撲を見てるんだお。あんなに興奮したら、危ないお。

「あの、大丈夫、ですか?」

大丈夫じゃないんだお。僕とキャッチボールなんかしたら、心臓が止まっちゃうお。

ブーンはそっと目を開けた。
視界が涙でかすかに歪んでいる。

擦った。ゆっくりと、何度も何度も擦った。

可愛らしい顔をした女性が、困ったような表情でブーンを見つめていた。


130 :閉鎖まであと 9日と 18時間:2007/01/14(日) 02:38:17.21 ID:a0LpFhfq0
ξ゚⊿゚)ξ「あの……」
( ^ω^)「ひいいいい」

誰だ? いや、そうじゃない。どうやってここへ? それも違う。
誰だ? ロボットだ。メイドだ。僕の作った、メイドロボットだ。

関節を曲げるたびに、小枝の折れる音がする。
表情を変えるたびに、油が十分ささっていない機械の音がする。
そして聞こえる、微かなモーター音。

( ^ω^)「ロ、ロボット」
ξ゚⊿゚)ξ「はい」

ブーンの夢が叶った瞬間だった。


131 :閉鎖まであと 9日と 18時間:2007/01/14(日) 02:46:46.80 ID:a0LpFhfq0
ロボットは、甲斐甲斐しく部屋の清掃をしている。
ブーンはロボットに助け起こされて、椅子に深く腰掛けていた。

ロボットは、乱雑な部屋を上手にテキパキと片付けていく。
動作のたびに不快な機械音がするが、それもすぐに直せるだろう。
ブーンは驚愕を顔に貼り付けたまま、ロボットの緩慢な動作を見守った。

細く長いしなやかな手、見事にくびれた腰、ふっくらと美味しそうなお尻、すらりと伸びた足。
小ぶりな胸は隠れて見えないが、さらさらした茶髪が動作のたびに揺れる感じまで、
人間となんら遜色のない出来に仕上がっている。

当然、魅力的な尻の奥にはアレがある。

アレ……◎だ。はっきり言うと、まんこだ。

陰毛はない。そこはロリコンの影響を受けているが、まあ問題になったらあとで生やせばいいだろう。

ロボットだ。ただの人間のようだが、確かに自分の発明したロボット。
動きも問題ない。人工知能も問題ない。

ブーンは自然と笑っていた。微笑んでいた。
自分の子供を見るときの親のように、柔らかな笑顔だ。

だが、薄汚れた白衣を貫かんばかりにそそり立ったものだけが、この場の雰囲気にふさわしくなかった。


132 :閉鎖まであと 9日と 18時間:2007/01/14(日) 02:51:49.97 ID:a0LpFhfq0
( ^ω^)「お、おい」

右の手首をはずして部屋につもった埃を吸い込んでいるロボットに、掠れた声をかけた。

ξ゚⊿゚)ξ「はい、なんでしょう」

夢が実現したという衝撃が強すぎたせいで気づかなかったが、よく見るとロボットの顔が設計図と違う。
設計図には川 ゚ -゚)という絵が描かれている。
まあそんなことはどうでもいい。

設計図の顔も魅力的だが、いまの顔も十分可愛い。

ブーンは小首を傾げたロボットに手招きをした。
ロボットが右手を元通りはめながら、ブーンの近くに歩いてくる。

ブーンは硬くそそり立ったちんこを突き出した。

( ^ω^)「なな、な舐めろお」

言ってしまった。軽蔑されるかもしれない。いや、もしかしたら、噛み千切られるかも。

そう思ったが、意に反してロボットはブーンの足元に跪くと、柔らかな手をゆっくりとちんこに伸ばした。


133 :閉鎖まであと 9日と 18時間:2007/01/14(日) 02:58:12.81 ID:a0LpFhfq0
ロボットが何度か優しくブーンのちんこを撫でる。
心地よい。程よい柔らかさをもった皮膚も、温かな体温も、非常に心地よい。

( ^ω^)「あっあっ」

思わず漏れる感嘆の声。それが、さらに大きく、高くなった。
ロボットが、小さな口で息子を咥えたのだ。

蕩けそうな息子、せり上がる睾丸、背筋を駆け上がる快感。

舌がブーンの息子を優しく触っている。狭い咥内が、ブーンの息子を包み込んでいる。

はじめてのフェラの快感は、ブーンの脳を激しく刺激した。
ドーパミンが脳内から大量に放出される。
そしてそれと入れ替わるように、快感が背筋を超えて、脳髄を通り過ぎる。

( ^ω^)「あっあっあっあっあー」

ブーンは溜まりに溜まった精液を、ロボットの口めがけて放った。
睾丸が収縮を繰り返している。乳首が布に擦れる。
鼻毛が優しく鼻腔を撫でる。自分の舌が咥内を跳ね回る。

ブーンの射精は五十秒も続いた。


135 :閉鎖まであと 9日と 17時間:2007/01/14(日) 03:04:19.38 ID:a0LpFhfq0
ブーンの脳みそが破裂した。
五臓六腑が蕩け、痙攣を繰り返した後、ゆっくりと止まった。

ブーンは薄れゆく意識の中に、祖母見た。

穏やかな顔をした祖母。白い布を身にまとった祖母。柔らかな光につつまれた祖母がそこにいた。

内臓の痙攣が収束していく。皮膚を突き抜け、体中を這い回る。

確かに感じた。全てを優しく包み込み、祖母の瞳を。祖母の笑顔を。

ブーンの心臓は鼓動を止めていた。
ブーンは飛んでいる。光の輪を抜けて、洞窟を抜けて、祖母の元へと。
飛んでいる。飛んでいく。突き抜ける。届く。祖母の届く。

それから何年かが過ぎ去った。薄暗い部屋の中で、二人の人間が発見された。

男の性器を吸い続けている可愛らしい女性と、干からびた男の死体。

発見者がどれだけ力をこめようとも、説得しようとも、女性は顔を上げなかった。
性器から口を離さなかった。

ロボットはいつまでも、ご主人様を優しく包み込んでいた。


               END


136 :閉鎖まであと 9日と 17時間:2007/01/14(日) 03:06:20.35 ID:1r5Sdt0K0
乙!マジで抜けなかった


137 :閉鎖まであと 9日と 17時間:2007/01/14(日) 03:09:22.03 ID:a0LpFhfq0
( ^ω^)「誤字脱字がやべえ」

寒風の吹きすさぶプレハブのわずかに残った壁に、完成したばかりの新作を貼り付けた後、そう思った。

これは、半端じゃない。よく見直していないが、>>135など、さっと見ただけで二つも発見してしまった。

( ^ω^)「これはやばいお」

だがそんなブーンの中の悪魔が囁く。

       ____
     /⌒  ⌒\
   /( ●)  (●)\
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \   気にすんなお!
  |     |r┬-|     |
  \      `ー'´     /


ブーンは悪魔の声に耳を傾けることを決意し、再び筆を握った。

が、ネタ切れであったとさ。お題ください。

 
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