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('A`)ドクオがH×Hをさり気なくパクりながら、S×Sと名づけた作品を描くようです(1)

 
 ('A`)ドクオがH×Hをさり気なくパクりながら、S×Sと名づけた作品を描くようです(1)
     ジャンル: パロディ・バトル・グロ   
 



179 :閉鎖まであと 4日と 0時間:2007/01/19(金) 20:03:11.41 ID:IAqInGJv0
次は从'ー'从 渡辺さん を頼むわ


180 :閉鎖まであと 4日と 0時間:2007/01/19(金) 20:04:28.42 ID:2Xml+ngG0
('A`)「うん、なかなか難しいもんだな」

ぬくぬくとこたつにあたりながら、ドクオは首を傾げた。小気味良い音が室内に鳴り響く。
ドクオは引きこもりで、ニート予備軍だった。
毎日本を読んで過ごすか、昼ドラのCSI:4を見て暇を潰していた。

だが次第に同じことに繰り返しに近くなる生活に飽き、久しぶりに2ちゃんブラウザを起動させた。
そしてVIPのスレを開いた瞬間、名前欄に違和感を感じたのだ。

('A`)「閉鎖まであと○日? なんだこりゃ」

表示されている字は細い。つまり、書き込んだものが入力したものではないのだ。
ドクオは慌ててブラウザから2ちゃんねるを開いた。

目に飛び込む極彩色、そこには、「賠償金滞納処分差押物件」と書かれていた。

('A`)「……ネタ、じゃないんだよな?」

運営やシャワー・トイレ板を巡ったが、どこも2ちゃんねる閉鎖の話題で持ちきりだった。


182 :閉鎖まであと 4日と 0時間:2007/01/19(金) 20:10:33.45 ID:2Xml+ngG0
ドクオは時々暇つぶしと称して、ニュー速VIPでブーンを題材にした小説を投下している。
ネタではなく、本当に無名であり、レスがないか叩かれるのが関の山だった。
いつしかドクオはブーン小説から離れ、他の人が書いたブーン小説スレからも離れていった。

そんなドクオに飛び込んだ衝撃。2ちゃんねる閉鎖。

ドクオはトラウマに押しつぶされそうになりながら、久しぶりにスレを立てることにした。

題名は、( ^ω^)ブーンが短編を書くようです

長編の書けないドクオは、短編を書き続けることによって、少しでもスレを長寿させようと考えたのだ。

今まで読んだ感慨を受けた小説を思い出しながら、必死に書きなぐるドクオ。
そんなドクオを見て、親は真剣にドクオを追い出そうか迷った。

だがドクオは書き続けた。

書くことにより、少しでも多くの人に自分という存在を示せるように。
2ちゃんねるが閉鎖する前に、少しでも多くの人に自分の文章を読んでもらえるように。


まあ、全部嘘なんですけどね。

>>179
渡辺さんは使ったことないから、キャラクター知らないや。
なにかネタがあれば、ください。暇なので。


183 :閉鎖まであと 4日と 0時間:2007/01/19(金) 20:11:29.83 ID:IAqInGJv0
>>182
センター試験


187 :閉鎖まであと 4日と 0時間:2007/01/19(金) 20:17:46.60 ID:2Xml+ngG0
ξ゚⊿゚)ξ「ちょっと、帰ってきて早々、どこに行くのよ!」

なんとなく思い出せる、母の怒鳴る声。

(´・ω・`)「いや、仕事が入っててさ。悪いけど、その子をしばらく預かってくれないかな?」

なんとなく覚えのある、父の間延びした声。

ξ゚⊿゚)ξ「ふざけないで。父親なんだから、子供の世話くらい自分でみなさいよ」
(´・ω・`)「そういうなよ、センターは、世界中を飛び回る仕事なんだから」
ξ゚⊿゚)ξ「あんたね、自分の子供も満足に育てられない仕事をまだ続ける気?
いい加減にして。私はね、あんたの保護者じゃないの。あんたとはなんでもないの」

怒鳴り続ける母に微笑を向けながら、父が近づいた。

胸から血を噴出す母、驚愕を顔に浮かべた父。


ブーンは木の上に寝転がりながら、次々と溢れ出す記憶の波を必死に押さえ込んだ。


188 :了解。全部詰め込む。:2007/01/19(金) 20:24:38.16 ID:2Xml+ngG0
目の前に広がる、豊かな自然。視界を覆いつくす、緑と青のコントラスト。
ブーンの育った孤島の全景が、ブーンの寝転ぶ木の上から見渡せる。

穏やかな風景を霞ませる涙を拭いながら、握り締めていた手紙を開く。

-------------------------------------------------
センター試験


春が訪れを告げ、花がその彩を増す今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか

さて、話は変わりますが、下記の通り、無事にセンター試験を催す運びとなりました。
参加費用は無料です。この手紙を受け取った方のみ、最寄の港から
試験開催地へと向かわれますよう、よろしくお願いします。(適当)
-------------------------------------------------

センター試験。

世界中を飛び回り、護衛や遺跡の発掘作業、動植物の観察や飼育を行うセンターを選抜する試験。


189 :閉鎖まであと 4日と 0時間:2007/01/19(金) 20:29:31.92 ID:2Xml+ngG0
試験内容は多岐にわたり、体力、知力、精神力の三点を厳正に審査する。
センターは人気の職業だ。
試験を合格すると貰える個別IDカードにより、自由に各国を飛び回ったり、
外国に好きなだけ滞在することができる。
それ以外にも、様々な恩恵を得られる世界中に認定された職業。

ただ、様々な恩恵は使い方によっては最悪の結果を生み出す。
そのために設けられたのがセンター試験であり、試験は過酷を極めるという。


190 :閉鎖まであと 4日と 0時間:2007/01/19(金) 20:33:31.15 ID:eiPrFpSmO
それなんてH×H?


191 :閉鎖まであと 4日と 0時間:2007/01/19(金) 20:34:54.46 ID:2Xml+ngG0
ブーンは細い幹に足をかけてぶら下がった。
反転した故郷の景色、それもブーンは好きだった。

( ^ω^)「センター試験かお。一体、どんなことをするんだろうお」

不安そうな声を出しながら、顔はにやけたままだ。

ブーンの父親はセンターらしい。
ブーンを捨てて、センターの仕事を選んだと聞いた。

( ^ω^)「自分の子供を捨ててまでやりたい仕事、それがセンターなんだお」

漏れそうになる嗚咽を呑み込む。
センター、それがどれだけ魅力的な仕事なのか、それが知りたい。
センター、果たして自分がセンターになり子供が生まれたときに、自分も子供を捨てられるのか、知りたい。

ブーンは足の力を抜いた。
全身を回転させながら三メートル落ち、しっかりと足で地面を踏みしめた。

( ^ω^)「待ってろお、糞親父」

ブーンは晴れ渡った青空に向かって叫んだ。


192 :閉鎖まであと 4日と 0時間:2007/01/19(金) 20:36:22.94 ID:1r2iYvHP0
S×Sかお?w


193 :閉鎖まであと 4日と 0時間:2007/01/19(金) 20:40:24.21 ID:2Xml+ngG0
耳障りな汽笛が港にこだまする。
大きな木箱を担いで船を乗り降りする水夫を見ながら、ブーンは
「特別急行あずさ 沖ノ鳥島行き」と書かれた船に乗り込んだ。

甲板に出ると、山の上とは違った故郷が映る。

从'ー'从「ブーン、頑張れよ!」

育て親の渡辺さんが叫んだ。

( ^ω^)「はいお、絶対受かって帰ってくるお」
从'ー'从「うっせぇ、二度とその気色悪い笑顔を俺に見せんじゃねーぞ」

相変わらずの渡辺さんの毒舌に苦笑いしながら、離れ行く故郷をもう一度目に焼き付けた。

センター試験は過酷だという。
命を落とすもの、精神が発狂するものが後を絶たないと聞いた。

( ^ω^)「でも、僕は絶対に受かってみせるお。そして、五体満足のまま故郷の土を踏むんだお」

少年漫画さながらに熱く誓うブーンの背後で、二人の人間がほくそ笑んだ。


194 :閉鎖まであと 4日と 0時間:2007/01/19(金) 20:42:32.70 ID:2Xml+ngG0


     ('A`)ドクオがH×Hをさり気なくパクりながら、S×Sと名づけた作品を描くようです


195 :閉鎖まであと 4日と 0時間:2007/01/19(金) 20:50:25.66 ID:2Xml+ngG0
天候があやしくなってきた。
先ほどまでは雲ひとつない快晴だったのに、いま空は分厚い雲に覆われている。
濃い灰色の雲が空を覆い、時々隙間から雷が光る。
穏やかだった海も徐々に姿を変え、緩やかだった波がいまでは甲板にまで飛沫を飛ばしている。

そんな天気に囲まれながら、甲板の上ではさらに激しい血飛沫が飛び散っていた。
飛び交う怒声と罵倒。激しく揺れる甲板の上で、二人の男が殴りあっている。

(;^ω^)「あの、急にどうしたんだお?」
('A`)「うるせぇ、黙ってろ糞豚が」

顔面を自身の血で染めた痩身な青年が、怨念をこめた形相で叫んだ。

(´・ω・`)「豚? いまなんて言ったんだい? 僕のことを豚だって? ほう、いい度胸をしているじゃないか」
('A`)「ああん? 豚に豚っつって何が悪いんだよ、汚い脂肪を揺らしやがってよ、迷惑なんだよ」

痩身の男が、けして細いとはお世辞にもいえないぽっちゃり系に飛びかかった。


196 :閉鎖まであと 4日と 0時間:2007/01/19(金) 20:57:18.52 ID:2Xml+ngG0
痩身の男の動きは速かった。まるで影が飛び交っているかのような機敏な動きを見せる。

( ^ω^)(この揺れの中であの速さは、相当なもんだお)

青年は細長い手足をすばやく動かし、手刀を打ち込もうとする。
しかしぽっちゃり系も負けてはいない。

体を丸め、曲げた膝を一瞬で伸ばす。
足の裏にジェット機の排出口が備えられているかのような轟音を響かせ、
丸めた体を青年にぶつける。

青年は弾き飛ばされ、もんどりうって甲板を転がった。

(´・ω・`)「ふん、僕をデブというやつに、僕は容赦しないよ」

口角をニヒル気取りで軽く歪ませ、そのデブはブーンのほうに流し目を送った。

ブーンはデブに正拳を叩き込むと、船室に入って糞して寝た。

ブーンの船室を叩くデブと青年の声が聞こえたが、無視した。


198 :閉鎖まであと 3日と 23時間:2007/01/19(金) 21:04:18.77 ID:2Xml+ngG0

あれ、そろそろ金曜ロードショウがはじまるな。
ドクオは時計の針を確認すると、腰を上げて番組欄に目を走らせた。

ドクオは大の映画好きだ。無修正画像とどちらが好きかと問われたら妥協せざるを得ないが、
それほど木曜、金曜、日曜に放送される映画番組に首っ丈だった。

番組欄を追いながら、ちらっとパソコンの視線を移す。
このパソコンはただそれだけでは、だたの自己満足の道具に過ぎない。
だが回線をつなぐことにより、一部のマニアックな暇人たちの暇を潰すことができる。

ドクオは悩んだ。金曜ロードショウをとるか、わずかなVIPPERをとるか。

('A`)「なんて悩む必要ないんだけどな。さて、今日はなにを放送すんのかな」

shinobi。
そこには、確かにそう印刷されていた。

原作の漫画を持っている。というか、この間ブックオフで購入した。
たまらん、オダギリジョーの変な髪形と、仲間由紀江の人形のような出で立ち。
その二つが、ドクオの脳内を激しく誘惑した。

('A`)「でもパソコンに入ってるわ」


199 :閉鎖まであと 3日と 23時間:2007/01/19(金) 21:10:29.86 ID:2Xml+ngG0
締め切られた扉。古びた木で設えられているので、簡単に壊すことはできる。

('A`)「だけど、あいつを怒らせるわけにはいかないよな」
(´・ω・`)「うん。僕たちはなんとかあの子に取り入るのが目的だからね。
彼にはなんとしても、センター試験を通ってもらわなければならないんだ」

青年が怪訝そうな顔を返す。

(´・ω・`)「はは、まあ彼と僕はちょっとした知り合いでね。
ブーンは覚えていないかもしれないが、僕は彼に借りがあるんだよ」
('A`)「まあ俺はあんたに雇われただけだからな。
報酬を受け取って、センターにも慣れる。おいしい仕事だ」

デブが大口を開いて笑った。

(´・ω・`)「そうだろ、おいしいよね。それじゃ別の作戦を考えようか」


200 :閉鎖まであと 3日と 23時間:2007/01/19(金) 21:14:51.63 ID:2Xml+ngG0
故郷の港もそれなりに混雑していたが、沖ノ鳥島の港はそれ以上に活気に満ちている。
広い港には何隻もの大型客船が停泊し、巨大な倉庫が視界いっぱいに広がっている。

( ^ω^)「凄いお」
(´・ω・`)「ああ、凄いだろう。なんといっても、この島は世界中の貿易の中心地だからな」
( ^ω^)「あんたまだ僕になにか用があるのかお?」

ブーンはやれやれといった体で肩を竦める。

(´・ω・`)「冷たいね。まだあの甲板のことを怒っているのかい?」


甲板で突如として起きた戦闘は、デブと青年が二人で考えた作戦の一部だった。
ブーンは訳もわからずに、諍いに巻き込まれる。
デブは、ブーンが必ず二人の争いを止めるだろうと考えていた。
そこから仲を深めようという作戦だ。

だが結果はご覧の通り、作戦は失敗した。
しかたなくデブと青年は、船が沖ノ鳥島に着くまでに新たな作戦を考えた。


202 :閉鎖まであと 3日と 23時間:2007/01/19(金) 21:22:31.15 ID:2Xml+ngG0
コード2:作戦名「少し太った足長おじさん」
これなら間違いなくブーンの硬いガードを切り崩せるはずだと、デブは思った。

( ^ω^)「別になんとも思ってないお。それより、まだ僕の質問に答えてないお」

ブーンは質問の答えを促しながら、興味なさそうに呟いた。

(´・ω・`)「うん、実は僕、前回のセンター試験を受けたことがあるんだ。当然失敗したんだけどね。
それでね、僕はそのときにセンター試験合格の秘訣を理解したんだ」

ブーンが黙ったままなので、デブは仕方なく続きを述べる。

(´・ω・`)「それは、センター試験は団体競技だということだ」
( ^ω^)「団体競技? そんなこと書いてないお」
(´・ω・`)「当然だ。センター試験協議会からすれば、試験は個人競技だと思わせておく必要があるからね。
だが実際の試験内容は、かなり仲間の力が必要になってくる」

どうだといわんばかりに、デブが腕を組んだ。
ブーンは無垢な瞳でデブを一瞥した後、黙って港を歩きはじめた。


203 :そうだよ^^:2007/01/19(金) 21:26:41.11 ID:2Xml+ngG0
(´・ω・`)「ふう、意外に頑固だな」

デブがため息をつきながら、ブーンを追いかけて港を歩きはじめた。
その後を追って、ドクオも歩を進める。

('A`)「さてさて、コード2も失敗のようだが、次はどうするんだ?」
(´・ω・`)「簡単さ。このままブーンを追いかけ、さりげなく手を貸していく」

殺気を感じ、デブは全身の力を抜いた。
殺気には無感情を返すに限る。
殺気に殺気をぶつけると、それは必ず争いに発展するからだ。
それに殺気を相手に悟られてしまうような相手だ。
警戒する必要もない。

(´・ω・`)「もう試験ははじまっているんだからね」

ブーンが楽しそうに前歯を見せた。


204 :閉鎖まであと 3日と 23時間:2007/01/19(金) 21:35:10.10 ID:2Xml+ngG0
センター試験協議会から送られてきた案内状には、日時のお知らせと地図が入っていた。
地図には沖ノ鳥島の全体図が書かれており、所々に赤いペンで印がついている。
ブーンはとりあえず、現在地から一番近い印の場所を目指した。

(´・ω・`)「……彼はどこへ向かっているんだろうか」
('A`)「さあ」

はずだったが、ブーンは気付いていなかったが、相当な方向音痴だった。
目的地と違う改札を抜ける程度ならまだ可愛げがあったが、
ブーンは全く検討のつかない滅茶苦茶な方向へと歩を進めている。

(´・ω・`)「方向音痴だね。しかも、それに気付いていない」
('A`)「訳のわからない方向に進んでいるってのに、まるで頓着してないぜ」

デブは声をかけようか悩んだが、面白そうなのでそのまま放っておくことにした。
青年は暢気に歩くブーンと、それを楽しそうに傍観しているデブを交互に眺めながら、ため息をついた。


205 :閉鎖まであと 3日と 23時間:2007/01/19(金) 21:38:12.18 ID:2Xml+ngG0
------------------------------------------------------------------------
('A`)「腹が減ったな」

ドクオはそう呟き、棚からカップラーメンを取り出した。

('A`)「毎日同じものを食べてる気がするが、痩せないのはなぜなんだぜ?」

寂しい独り言を呟きながらこたつから這い出す。

小さな台所でやかんを火にかけると、タイマーを取り出して床に寝転んだ。

('A`)「しばらく休憩するか。飯の時間だ」
------------------------------------------------------------------------


207 :閉鎖まであと 3日と 22時間:2007/01/19(金) 22:03:50.41 ID:2Xml+ngG0
町に怒声が轟いた。その声が鼓膜に届いた瞬間、ブーンはそちらに足を向けていた。
野太い男の声が、倉庫群の間を縫ってあたりに響き渡る。

('A`)「ショボンさん」と青年が叫んだ時には、ショボンと呼ばれた太った男はすでに駆け出していた。
全速力で走るブーンをあっという間に追い抜き、倉庫と倉庫の間に飛び込んでいく。

('A`)「はええ」

青年も驚愕しながら、自慢の足を動かす。
ブーンが隙間に入り込むのとほぼ同時に、青年がブーンの頭を飛び越えた。

( ^ω^)「お、なんで二人がここにいるんだお?」
('A`)「細かいことは抜きだ。とりあえずショボンさんを追うぞ」

ブーンが頷いたのを確認すると、青年は壁を駆け上がりながら先を急いだ。


208 :閉鎖まであと 3日と 22時間:2007/01/19(金) 22:10:02.76 ID:2Xml+ngG0
(´・ω・`)(ふむ、やはりドクオのほうが足は速いようだな)

背後を一瞥し、ショボンはさらに角を曲がった。
前方にいるのは四人。
蹲った老婆と、老婆を支える少女、そして二人を取り囲む大柄な男が二人。
それだけ確認すると、ショボンはそのまま速度を緩めずに男の一人に肩を当てた。

大袈裟に地面を転がり、倉庫の壁に頭をめり込ませる男を見ながら、
少女と老婆を担ぎ上げて壁を跳ね上がった。

ξ゚⊿゚)ξ「ちょっと、なんなのよアンタ」

喚く少女を無視し、倉庫の屋根に放り投げる。

ξ゚⊿゚)ξ「いたっ、もっと優しく扱いなさいよ、女の子なんだから」
(´・ω・`)「女の子なら、もっと優しい言葉遣いを勉強しなさい」

そういって片目を瞑ると、ショボンは造作なく地面に着地した。


209 :閉鎖まであと 3日と 22時間:2007/01/19(金) 22:16:22.84 ID:eiPrFpSmO
支援


210 :閉鎖まであと 3日と 22時間:2007/01/19(金) 22:17:21.25 ID:2Xml+ngG0
(,,゚Д゚)「なんなんだてめぇらはゴルァ」

充血した目を見開き、大きな口を開けて鋭い犬歯をむき出しにする男。
ドクオは構わずに、倉庫の壁を使って男の真上から手を伸ばした。

( ^ω^)「うわ、どうなってんだお」

ブーンの目の前で、ドクオの手が蛇のようにくねりながら伸びた。

( ^ω^)「あの変な顔といい、やっぱり人間じゃなかったのかお」
('A`)「ははっ、驚いた顔してんな」

ドクオが、伸びてくる腕を不思議そうに見つめている男に軽口を叩いた。

(,,゚Д゚)「ふざけんなゴルァ、誰が驚いてるって? 生まれつきこんな顔なんだぞ」
('A`)「ならもっと駄目じゃねえか。常にその顔じゃ、彼女もいないだろうな」

反論しようとした男の顔は派手に弾かれたが、男はその衝撃を利用して回転し、地面に肩膝を立てて着地した。

('A`)「うえ」
(,,゚Д゚)「今度はこっちの番だゴルァ」


211 :閉鎖まであと 3日と 22時間:2007/01/19(金) 22:22:59.12 ID:2Xml+ngG0
ドクオの体は宙に浮いたままだ。
そのドクオ目がけて、男が地面を蹴った。
男の頭が物凄い速さでドクオの腹に命中する。

('A`)「げほっ」

腹を押さえて体勢を崩したドクオの首を掴み、ドクオの腹に両足を乗せて、まるでサーフィンを
しているような姿勢をとった男は、犬歯を剥き出しながら笑った。

(,,゚Д゚)「死ねや糞餓鬼が」

ドクオの首に男の長く鋭い爪が食い込む。
ドクオの顔が青く鬱血し、浅く突き刺さった爪の下からは微量の血が流れ出す。

('A`)「くそ、ふざけんなよ」

ドクオの両手が、再び伸びだ。


212 :閉鎖まであと 3日と 22時間:2007/01/19(金) 22:29:10.79 ID:2Xml+ngG0
伸びたドクオの両腕は男の背後で一度交差した後、弧を描きながら戻ってきて男の首に絡みついた。

('A`)「まだまだ伸びんぞ」

言葉通りにドクオの腕は伸び続け、何重にも交差しながら、男の首に次々と絡みついていく。
肩に乗った蛇のようにゆらゆらと揺れながら、男の喉仏を締め上げた。
男は一瞬のうちに脳へと空気を送る回路を遮断され、白目を剥いて体から力を抜いた。

('A`)「はっ、俺にかかればこんなもん……」
('A`)「落ちるううううう」

ドクオは無事にショボンによって受け止められた。

 



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