Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://owatalife.blog122.fc2.com/tb.php/71-0a873ee6

-件のトラックバック

-件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

('A`)ドクオがH×Hをさり気なくパクりながら、S×Sと名づけた作品を描くようです(3)

 
 ('A`)ドクオがH×Hをさり気なくパクりながら、S×Sと名づけた作品を描くようです(3)
     ジャンル: パロディ・バトル・グロ
 



283 :閉鎖まであと 3日と 6時間:2007/01/20(土) 14:28:29.69 ID:YPH9DjCd0
永遠に続くかと思われた石段の先は、沖ノ鳥島の東に位置する、沖の鳥山へと通じていた。
沖の鳥山は標高はそれほど高くないが、豊かな木々が鬱蒼と茂る沖ノ鳥島一の観光地だ。

ξ゚⊿゚)ξ「地下道が山に通じてるなんてね」
川´・ω・)「そうね。まあこの山はセンター協会の私有地だから、なんの不思議もないけどね」
ξ゚⊿゚)ξ「あんた化粧が落ちてるわよ」
川´・ω・)「うわっ、どうしよう」

ツンに化粧道具を借り、ショボンは再びピアスへと変装した。

('A`)「ぜえぜえ、一体なにがあったんだ」

ツンとショボンが漫才をしている横で、ドクオは荒い呼吸を繰り返しながら、眼前に広がる自然を眺めていた。

('、`*川「いやあ、凄いじゃないドクオ。あたしゃあんたを見直したよ」
('A`)「あ?」
('、`*川「覚えてないの? 第一科目をトップの成績で合格したってのに」

ドクオは首を傾げている。伊藤はドクオの頭を殴った。


284 :そろそろ禁断症状が姿を現すようです:2007/01/20(土) 14:35:42.11 ID:YPH9DjCd0
(´<_` )「それじゃ、次の科目は任せたぞ」
('、`*川「はいよ」

弟者は面倒くさそうにネクタイを緩めると、気息奄々の受験者を見回した。

(´<_` )「第一科目は終了だ。ここに残ったものだけが、次の科目に進める。まあお疲れ」
('、`*川「んであたしが第二科目の試験官だよ。次の科目はこの先の施設で行う。
とりあえず、そこまで移動しようか」

伊藤が弟者の後をつないで、右手を上げて歩きはじめた。

(,,゚Д゚)「またマラソンじゃねえだろうな」
(。・д・)「さすがに同じことはしないと思うけどね」

犬は安堵のため息をついたが、地獄はこれからだ。
第一科目は、純粋に体力を試した。
第二科目は、精神力を試されることになる。

伊藤は俯きながら自分の後に続く受験者の群れを一瞥し、こう呟いた。

('、`*川「この後どんな地獄が起こるんだろうね」


285 :逃げろ!:2007/01/20(土) 14:43:10.27 ID:YPH9DjCd0
目の前に現れたのは、真っ白な建物だった。
三階建てほどの高さで、壁には窓がない。

('、`*川「早くおいで」

伊藤が頑丈な扉を開いた。
目に飛び込んできたのは、一本の白い廊下。
その廊下の両方に、四畳ほどの部屋が設えられている。
部屋の入り口にも頑丈な厚い扉が設置されていた。

('A`)「これからなにが起こるってんだ……いてっ」
('、`*川「はい口を開かない。あんたたちには、これから一人ずつこの部屋の中に入ってもらう。
あとはあたしが出ていいというまで、その部屋の中でじっとしてるんだ」

受験者たちが互いに怪訝そうな顔を見合わせる。

入っているだけ? 部屋の中に? そしてただじっとしている?

ξ゚⊿゚)ξ「ただそれだけでいいの?」
('、`*川「ああそうだよ。それだけ。ただ全裸で入ってもらうけどね。中にはなにも持ち込んじゃいけないよ」

ドクオが慌てて右手に持っていた機械を背中に隠したが、伊藤に見つかって取り上げられてしまった。

('A`)「ああ、それだけは! それだけは勘弁してください」
('、`*川「うるさいね、とっとと脱ぎな」


286 :閉鎖まであと 3日と 6時間:2007/01/20(土) 14:48:39.99 ID:YPH9DjCd0
受験者は男と女に分けられ、女だけ三階に移された。
それぞれの部屋の前に小さな鍵つきのロッカーがあり、そこに服や所持品を入れる。

(。・д・)「試験官、少しお話があります」

ピアスが伊藤を名指しして、耳元でなにか交わしていた。

( ^ω^)「なんの話をしてるんだろうお」
('A`)「ああ、機械、機械」
(,,゚Д゚)「変装してるからな。そこをうまく誤魔化してもらおうとしてんだろ」

犬の言うとおり、ピアスは伊藤に続いて、三階へと上がっていった。


(,,゚Д゚)「ずりいよな。あいつ女の裸見れるんだぜ?」
(´<_` )「お前らはやく脱いで部屋に入れ。もう試験ははじまってるんだぞ」
( ^ω^)「あれ、なんでまだここにいるんだお?」
(´<_` )「仕方ないだろう、人手不足なんだから」

弟者に促されるまま、一階に残った男の受験者たちは、服を脱いで部屋に入った。


287 :閉鎖まであと 3日と 6時間:2007/01/20(土) 14:53:16.05 ID:YPH9DjCd0
( ^ω^)「真っ白だお」

部屋は狭かった。四方を白い壁で囲まれ、なにも置かれていない。
天井も床も真っ白で、平衡感覚を失いそうだ。

「あーあー、聞こえるかな」
( ^ω^)「あうあう」

突然部屋に声が響いて、ブーンは壁に背をつけた。
どこかにスピーカーがあるらしい。

「試験は簡単だ。あたしがいいというまで、その部屋の中で時間を潰してろ。
寝ても構わないし、筋トレしてても構わない。その部屋から出なければいい」

ブーンは続きを待ったが、声はそれだけいうと、沈黙してしまった。
ブーンはもう一度部屋を見回してから、壁に背をつけたまま、地面に座り込んだ。


288 :閉鎖まであと 3日と 5時間:2007/01/20(土) 15:00:40.76 ID:YPH9DjCd0
部屋には本当になにもなかった。
窓はおろか、トイレや照明、布団さえない。
試験がどれだけ長く続くかわからないが、日が沈めば部屋の中は真っ暗になるのだろうか。

そんな不安が頭の中で、意味を持たずに回転した。

ものもなく、壁にはわずかな起伏もない。
暇を潰せるものが見つからず、仕方なく白い壁を見つめる。

( ^ω^)「こう、どこもかしこも真っ白だと、自分が座っているのか寝ているのかわからなくなりそうだお」

ブーンは背中を壁に当てたまま座っているのだが、果たしてその背中は壁についているのか、
地面についているのか、地面についているなら、ブーンはいま天井を見つめていることになる。
いや、やはり座っているのだろう。だから自分が見ているのは、天井ではなく壁だ。
待て待て、本当に座っているのか? もしかしたら、知らないうちに部屋が回転しているかもしれない。
中にいる人に気づかれないように、部屋が回転するだろうか。
回転するわけがない。ならばやはり僕は寝転んで、違う、僕は座っているんだ。

こめかみが痛む。頭が混乱する。
訳もわからず汗が噴出し、ブーンの小さな体を覆っていく。


289 :閉鎖まであと 3日と 5時間:2007/01/20(土) 15:04:22.56 ID:YPH9DjCd0
( ^ω^)「ほいやさっさ」

両手を持ち上げ、叫んでみる。
声は白い壁に吸い込まれるように消え、静寂が部屋を支配する。

( ^ω^)「うわあ、なんとなく不安になるお」

部屋は白い。なにもない。真っ白でなにもない。
なにも聞こえない。隣にも部屋があり、そこにも受験者の誰かがいるはずなのに、なにも聞こえない。
視界が白く染まる。風邪でもひいたのか。
違う、壁が白いんだ。僕は白い部屋にいる。壁が真っ白だ。
なにも聞こえない。白しか見えない。
寂しい。暑い。寒い。寂しい。聞こえない。見えない。

( ^ω^)「ふう、気が狂いそうだお」

それが目的だとも知らず、ブーンはドクオやツンのことを考えた。


291 :閉鎖まであと 3日と 5時間:2007/01/20(土) 15:10:14.25 ID:YPH9DjCd0
ξ゚⊿゚)ξ「いつまでいればいいのよ」

六方を白い壁で囲まれた狭い部屋。
そこにいるのは自分だけであり、他には椅子さえない。
寒くはないが、なぜか無性に毛布が欲しかった。
のどが渇く。だが水はない。

ξ゚⊿゚)ξ「それにしても、見事なまでに綺麗な壁ね。どうやって作ったのかしら」

壁を叩いてみる。

ξ゚⊿゚)ξ「あら、叩いた音がしないわ。なんでだろう」

壁はアスファルトのように見えるが、実際はアスファルトより弾力性のある物質が使われている。
壁はその物質で覆われ、一枚の岩のように隣の部屋の壁まで続いている。
物質は分子レベルでいうと、かなりスカスカだ。
そのスカスカのなかに、空気がふんだんに含まれている。

ξ゚⊿゚)ξ「変なの。まあいいか」


292 :閉鎖まであと 3日と 5時間:2007/01/20(土) 15:15:46.65 ID:YPH9DjCd0
(,,゚Д゚)「ああ暇だ。俺って体を動かしてないと死んじゃうんだよな」

まるでマグロのようなことを口走りながら、苛立たしげに伸ばした足の踵で床をけり続ける。

(,,゚Д゚)「暇だなあ。暇だから、歌でも歌っちゃうか」

(,,゚Д゚)「迷子の迷子の子猫ちゃん。貴女のお家はどこですか?
別にストーカーするつもりじゃないよ。別に変な理由はないよ。
にゃんにゃんにゃにゃん、にゃんにゃんにゃにゃん。
泣き叫んでばかりいる子猫ちゃん。犬のおまわりさん。興奮してしまって、服を脱がせ……なんか違うな」

犬の床を蹴る力が強くなり、拍子も早くなる。

(,,゚Д゚)「ああ、もう耐えられねえ」

犬は起き上がると、力いっぱい壁を殴打した。
壁にはひびの一つも入らない。

(,,゚Д゚)「おお、嬉しいねえ。絶対ぶち破ってやるぞゴルァ」


293 :閉鎖まであと 3日と 5時間:2007/01/20(土) 15:23:02.33 ID:YPH9DjCd0
そのころのピアスはというと、大きないびきをかきながら寝ていた。

('、`*川「まったく、相変わらずあいつは暢気なやつだね」
(´<_` )「あいつって誰だ? 知り合いでもいるのか?」
('、`*川「ああ、こっちの話こっちの話」

ソファに寝そべりながら漫画本を読んでいる弟者に手を振りながら、笑いを堪える。

ツンは寝転んであまり動かないが、寝ている様子はない。
ブーンは混乱して、両手を髪の毛に突っ込んで唸っている。
犬は壁と格闘中だ。

('、`*川「さてと、ドクオはなにをしてるのかな」

スイッチを押してドクオの部屋を覗いた伊藤は、思わず声を失った。


294 :お待ちかねのシーンがやってきた:2007/01/20(土) 15:28:04.14 ID:YPH9DjCd0
モニターの横のスピーカーから流れてくるのは、ドクオの鼻歌。

スカトロスカトロスカトロー♪

モニターに映っているのはドクオの部屋のはずだ。

('、`*川「ちょっと弟者、受験者は全員部屋に入れたでしょ?」
(´<_` )「ああ、間違いなく全員入れたはずだが、問題発生か?」
('、`*川「いや、いいのいいの、なんでもないから気にしないで」

弟者は不思議そうな顔をすると、すぐに漫画本へと目を戻した。
伊藤はモニターを見つめ、気味の悪い嫌悪感を覚えた。

モニターに映っているのはドクオの頭部と壁。
その壁に、不思議な絵が描かれていた。

とぐろを巻いた蛇のような、ソフトクリームのようなものだ。

スカトロスカトロスカトロー♪


295 :閉鎖まであと 3日と 5時間:2007/01/20(土) 15:33:25.64 ID:YPH9DjCd0
それだけでは、なんの変哲もない、ただ壁に落書きをしている男にしか見えないだろう。
だが、部屋には落書きに使えるものは何一つ置いていないのだ。
弟者がボディーチェックを怠るとは思えない。

では、ドクオはなにで絵を描いているのか。

そう、みんな大好き排泄物、糞、うんこ、スカトロなのだ。
ドクオは自分のうんこを左手で受け止め、それに右手の人差し指を突っ込んで
うんこで壁に絵を描いていたのだ。

('A`)「ああ、俺ってこんな才能があったんだな。
あの殺風景な部屋が、一瞬で花の匂いの感じられる素敵空間に変身しちまった」

お前にあるのは絵の才能ではなく、スカトロの才能だろう。
花の匂いじゃなくて、排泄物の匂いだろう。

伊藤は心の中でそう突っ込みをいれた。
だが突っ込まれた当人は、楽しそうに歌いながら、落書きを続けていた。


297 :閉鎖まであと 3日と 5時間:2007/01/20(土) 15:38:52.75 ID:YPH9DjCd0
('A`)「ふふん、見事なもんだぜ」

真っ白な壁だったそこは、茶褐色の絵の具で、うんこの絵が描かれていた。
とぐろを巻いたうんこ、見事な一本糞。
だがいくら天才のドクオ画伯とはいえ、下痢を絵で表現するのは難しかった。

押してもだめなら引いてみろ。
描き方がわからないなら、考えるな。
悩む前に、体を動かせ。

ドクオは壁から離れた。
そして、左手の上に鎮座していたうんこを壁向かって放り投げた。

うんこが壁にあたり、花火のように弾ける。
うんこは当たった壁に大きな跡を残しながら、弾けて周りの壁や天井、床にも飛び散った。

ドクオは満足そうに頷くと言った。

('A`)「下痢の完成だ」


298 :閉鎖まであと 3日と 5時間:2007/01/20(土) 15:39:08.45 ID:mrJ9imQXO
とうとう真面目文からの反動が・・・


299 :ここまで:2007/01/20(土) 15:44:36.91 ID:YPH9DjCd0
伊藤は、ドクオを不合格にして病院へ搬送するか、頭を悩ませた。
ドクオは間違いなく精神異常者だ。
スカトロ自体は古くからある性癖にすぎないが、その性癖を堂々と披露するものはいない。
いてはならないのだ。

それなのにドクオは自分の排泄物で壁に絵を描き、それを自慢げに眺めている。
終いには手に持っていた排泄物を壁に投げ、花火のようだといって喜んでいる。

('、`*川「まあ、子供のドロ遊びと変わらないか」
(´<_` )「ん? なにかいったか?」

伊藤は弟者に手を振ると、ボタンを押して別の部屋を見ていった。


300 :閉鎖まであと 3日と 5時間:2007/01/20(土) 15:51:54.36 ID:YPH9DjCd0
------------------------------------------------------------------------------
ドクオが一息つこうと煙草に火をつけた瞬間、玄関を開ける音に続いて父の声が聞こえた。

「ドクオ、野球しないか?」

父は無駄に運動神経が良い。
野球、サッカーと様々なスポーツに造詣が深く、腕相撲などいまだに全戦全勝している。
ドクオも時々、弟や父とスポーツを嗜むことがあった。

('A`)「弟に聞いてみるから、ちょっと待っててな」

弟の部屋をノックする。

('A`)「オヤジが野球しようだってさ」
「いまスクールウォーズ観てるからやだ」

その言葉を伝えたときの、父の寂しそうな顔は忘れない。
------------------------------------------------------------------------------


301 :閉鎖まであと 3日と 4時間:2007/01/20(土) 16:00:10.52 ID:YPH9DjCd0
閑話休題。

伊藤が指示を飛ばすと、弟者が漫画本を投げ捨てて部屋を飛び出していった。
伊藤の見るモニターには、精神が錯乱し、壁を引っかき続ける男が映っていた。
受験者たちを白い部屋に閉じ込めてから、わずか一時間のことだった。

('、`*川「まさか、これほど早くに発狂するものが出るとは」

この試験は、今期はじめて導入された。
伊藤がこの試験を提案したとき、会長は首を捻った。
人間をなにもない真っ白な部屋に閉じ込める。
映画の題材にも使われた気がするこの拷問方法は、人によって時間は違うが、
どんなに精神力の強い人間も、例外なく発狂するという恐ろしい手法だ。

当然導入の前にセンターたちが部屋に入って実験をしていたが、
本職のセンターと受験者たちには大きな差があったようだ。

ボタンを押す。スピーカーから流れる奇声。
ボタンを押す。髪の毛を引きちぎる女性の姿。
ボタンを押す。床を転げまわって精液を撒き散らす男。

乳首を引きちぎろうともがく女、床に頭をぶつけ続ける男、無表情で笑い続ける女。

伊藤は、試験を中止することを考えた。


302 :閉鎖まであと 3日と 4時間:2007/01/20(土) 16:13:50.63 ID:YPH9DjCd0
(。・д・)「きつい科目だったね」
( ^ω^)「本当だお。気が狂うかと思ったお」
ξ゚⊿゚)ξ「ホントね。なんかマラソンより疲れちゃった」
(,,゚Д゚)「俺なんか壁の殴りすぎで、手から血が出てるぞゴルァ」

いつものメンバーで笑いあう。だがその中にドクオの姿はない。

ξ゚⊿゚)ξ「入院したんだって?」
(。・д・)「うん。なんか精神錯乱状態だって」
( ^ω^)「すでにマラソンの時に錯乱してた気がするお」

白い建物の二階にある巨大な会議室の壇上に、伊藤が上がった。

('、`*川「どうも試験が危険すぎたらしい。ということで第二科目は中止にしたわけだが、
精神が錯乱したものが多いため、第三科目は一週間後に行うことになった」

歓声が起こったが、伊藤は両手を上げてそれを諌めた。

('、`*川「まあ休憩にいい機会が与えられたと思ってくれ。
ちなみにその一週間は、こちらが準備したホテルから出ないように。出たら不合格にするぞ」
ξ゚⊿゚)ξ「運ばれた人のお見舞いはいけないんですか?」
('、`*川「そこ、余計な口を出すな。そんなシーンを挿入したら、話が長くなるだろ、作者のことも考えろ」


303 :閉鎖まであと 3日と 4時間:2007/01/20(土) 16:18:44.75 ID:YPH9DjCd0
伊藤のおかげで、ドクオのお見舞い話はカットされた。

一週間後、そこには元気にみんなと笑いあうドクオの姿が。


('、`*川「はいはい静粛に。これから第三科目の会場までいくから、しっかりついてこいよ」

( ^ω^)「またマラソンかお」
ξ゚⊿゚)ξ「ブーン、もし私の足が動かなくなったら、今度はあんたが背負うのよ?」

(。・д・)「また化粧が落ちたらどうしてくれるのよ、全く」
(,,゚Д゚)「それでも閉じ込められるよりは、走るほうが楽だぞゴルァ」

('A`)「……俺は一体あの部屋の中でどんなことをしたんだ? 伊藤に聞いても教えてくれないんだが」
ξ゚⊿゚)ξ「気にしない気にしない。さ、はやく走ろう」


304 :閉鎖まであと 3日と 4時間:2007/01/20(土) 16:24:42.39 ID:YPH9DjCd0
三十分ほど軽く流すように走ると、急に上り坂が終わり、平坦な道になった。

('、`*川「ほら、見えるか? あれが次の科目を行う場所だ」

伊藤の指した先には、東京タワー並みの高さを誇る月日を感じさせる塔が佇んでいた。

('、`*川「その昔、某有名人があの上からりんごを落としたらしい、由緒ある塔だ。
まあ今はただの刑務所になってるけど」

塔の周りには丈夫そうなレンガ造りの壁が聳え、入り口には頑強な鉄の門がある。
伊藤が門越しに手を上げると、それはゆっくりと開いていった。

('、`*川「しっかりついてこいよ」

塔までの道のりを歩きながら、伊藤が第三科目について話した。


305 :閉鎖まであと 3日と 4時間:2007/01/20(土) 16:32:34.41 ID:YPH9DjCd0
('、`*川「第三科目は迷路だ」
ξ゚⊿゚)ξ「迷路?」
('、`*川「そうだ。お前たちは塔の屋上からスタートし、いま立っている場所まで戻ってくる。
制限時間つきだが、まあそれはあくまで目安だ。相当なポカをやらない限りは間に合うはずだな」

塔の中は受刑者たちが脱走できないように、入り組んでいる。
くじ引きで決めたメンバーと力を合わせながら、制限時間内に迷路を攻略できれば合格。
迷路内には様々な仕掛けが施されており、命を落とすことも考えられる。

('、`*川「こんな感じだ。ちなみに、いま上っている塔の外周を回る非常階段は使用禁止になる。
あくまで試験だからな。正々堂々と迷路を抜けて下に戻ってくるように」

( ^ω^)「つつつ、ツン」
ξ゚⊿゚)ξ「なによ、抱きついてこないでよ変態」
( ^ω^)「だだだ、だってお、ここここここ高いおおおお」

(。・д・)「ああ、ブーンは高所恐怖症だったよね。犬、支えてやって」
(,,゚Д゚)「なんで俺が」

といいながら、素直に犬はブーンの体を支えながら上っていく。
満足な手すりのない階段は、大きく弧を描きながら、ゆっくりと上方にのびていた。


306 :閉鎖まであと 3日と 4時間:2007/01/20(土) 16:39:36.56 ID:YPH9DjCd0
何度も中断してすまんが、ちょっと出かけてくるので、感想とかあったらください

 



 次のページ(4)へ


 
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://owatalife.blog122.fc2.com/tb.php/71-0a873ee6

0件のトラックバック

0件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

Appendix

- Info -

2ch・ニュー速VIP板に投下される
「ブーン系小説」スレッド群に関しての
感想・紹介・まとめ他を行うBlogです。
他、個人的な雑記なども。

メインコンテンツである
 感想文、短編作品まとめは
 こちらのページからどうぞ。
 一部自作品のまとめはこちら

※コメント欄にURLを書き込む際は、
  ”http://~” の
  頭の ”h”を抜いて下さい。

ブログ内検索

リンクその2

■ 更新停止ぽいまとめ

■ ブーン系含むVIPスレまとめ

■ レビュー及び作者・絵師サイト

■ 個人的ブックマーク・他ブーン系関連
※ 問題がある場合はお知らせください。
※ 当Blogはリンクフリーです。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。